それでも有名女性誌がアイドルを起用したがるのは、昨今の出版不況が一因といえそう。一昨年、発行部数が10万部を切ってしまった「CanCam」だが、韓国の男性グループ・BTSが表紙を務めた昨年8月号は予約分で完売。発売から4日で重版が決定し、過去5年間で最高の部数を記録したという。
また、最近の「anan」(マガジンハウス)が、ジャニーズタレントばかり表紙に起用しているのも、ジャニーズ人気にあやかりたいという思惑からだろう。ジャニーズやK-POPアイドルは、いまや雑誌業界の“頼みの綱”と言えそうだ。
お互いに旨味がありそうなNiziUの雑誌ジャック。今後もNiziU人気にすがろうとする雑誌が続出するかもしれない。