「SMAP」に安室奈美恵、宇多田ヒカルの名前も…、「紅白」サプライズゲストの歴史!
編集部

だがその一方で、完璧なパフォーマンスを見せたいという理由でフルコーラスでの歌唱や事前収録を要求するとみられているという。
前出のスポーツ紙デスクは語る。 「『紅白』での歌唱は通常『ワンハーフ』。曲の1番を歌い終わったら、たいていの場合は2番のサビに行くが、だいたいの歌手がこれを了解して出演している。このルールはかなり厳しく守られているだけに、なかなか安室だけ例外というわけにはいかないが、NHKがどこまで譲歩できるか…」 話題を集めた「紅白」の“隠し玉”といえば、52.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)の高視聴率を記録したのが、2002年に「紅組」で初出場した中島みゆきだ。 同局の看板ドキュメント番組「プロジェクトX」の主題歌『地上の星』を番組内でも取り上げられた黒部ダムからの中継で歌唱。
2番の歌詞を間違えるハプニングもあったが、同年「紅白」の歌手別最高視聴率を記録した。 2009年には、矢沢永吉がサプライズゲストとして登場した。 「事前のリハーサルもしておらず、出演自体が共演者や司会にも伏せられていただけに、本人がステージに姿を現した時は会場内から驚きの声があがりました。曲の途中で歌詞を間違え、それ以降歌詞テロップが一切表示されなくなったのにも驚かされました」 (同スポーツ紙デスク) 翌2010年には、食道がんから復帰した桑田佳祐が紋付きはかま姿で都内のスタジオから中継で特別出演した。