覚せい剤購入の“資金援助”疑惑でピンチの小倉智昭! 民放各局のキャスターたちが降板したそれぞれの事情とは?
編集部

さらに、小倉キャスターが同容疑者への資金援助のせいで、自身の事務所に国税局の査察が入り、1億円ほどの追徴課税を支払ったというメールの存在を報じた。 この報道を受けて、今月8日放送の同番組で小倉キャスターは、「メールは私の作り話」と釈明。 庄司容疑者に渡した金は、同容疑者の父親が残した絵画を預かった“預かり金”だったなどとし、その絵が贋作と判明したことなどから、「作り話でもいいから庄司に考えてほしかった」とメールを送った意図を明かした。 スポーツ紙のデスクはこう語る。 「小倉さんの対応を見ると、さすがにハッキリと資金援助をしていたことを認めるわけにはいかないので、巧妙に“逃げ道”を探している観がありますね。今後、『文春』はさらなる追及を続け、もっとヤバイ“爆弾”を探し出すはず。万が一、庄司容疑者の公判に証人として呼ばれるようなことになれば、情報番組のキャスターとしては不適切で、進退問題にも発展しそうです。ただでさえ、同番組は他局に押され気味なのに加えて、小倉さんの高額ギャラもあり、軒並み低視聴率にあえぐフジの中でも“テコ入れ”番組の候補として挙がっていますしね」 バラエティー番組などとは異なり、情報、報道番組のキャスターとなると、スキャンダルとは無縁のクリーンなイメージが求められる。 かつて、日本テレビで朝の情報番組の“顔”となっていた俳優の岸部四郎(※当時はシロー)は、「ルックルックこんにちは」を自ら降板した。 「岸部さんは同番組の高額ギャラを元手に事業に手を出し、他人の連帯保証人になったり、骨董品集めに没頭。その結果、楽屋にまで債権者が押しかけて来るようになり、周囲の圧力などもあり、88年4月に約13年半にわたって司会を務めた同番組を降板。その後、事務所を解雇されたり、自己破産するなど転落人生を歩むことになりました。スタッフにはかなり愛想も良く、気前も良かっただけに、当時、現場では岸辺さんの降板を惜しむ声もあったのですが、あそこまで大事になると、降板もやむなしでしたね」(当時の番組スタッフ) また、先に行われた東京都知事選挙で、出馬をにおわせる会見を行ったものの、辞退したタレントの石田純一は、かつてテレビ朝日系の報道番組「スーパーJチャンネル」を泣く泣く降板した過去を持つ。 「96年秋にモデルの長谷川理恵との不倫が発覚。ゴルフ場での『不倫は文化』発言で世間を騒がせたにもかかわらず、97年4月の改編で同番組の月~木のキャスターに抜擢されました。元々、早稲田大学出身の知性派でもあり、政治にも興味があっただけに、歯切れのいいコメントが好評だったのですが、同年8月に長谷川との不倫が続いていることが発覚。翌年4月に降板した際には、悔しさのあまり生放送中に涙を流しました。その後、仕事が激減し、8000万円近い借金を作るなど、どん底状態に。その後、見事に復活を果たした石田さんからしてみれば、今回の都知事選騒動も、持ち前のバイタリティーで乗り越えるんじゃないですか」(前出のスポーツ紙デスク) 石田と同じく、不倫騒動でTBS系の「筑紫哲也 NEWS23」やフジテレビ系「サキヨミ」を降板したのが、山本モナだ。