大森南朋「爆死濃厚」? スーパー家政婦役起用も、奇抜すぎる役柄にドラマ視聴率伸び悩みの気配?

編集部

 4月放送開始のドラマ『私の家政夫ナギサさん』(TBS)のポスタービジュアルが解禁され、主演の多部未華子ら出演陣のコミカルな姿が話題となっている。

 中でも注目を集めたのは、エプロン姿で微笑む俳優の大森南朋。大森はこれまで多くの映画・ドラマに出演し、存在感のある本格派俳優として評価を確立してきた。だが今作は、笑顔とエプロンが目を引くスーパー家政婦役だという。現時点では違和感を拭えない状態だが、これまでのイメージを大きく覆した役どころへの挑戦は果たして成功するのだろうか?

 来月14日にスタートする『私の家政夫ナギサさん』は、同名漫画を原作として制作されるドラマだ。大森は“全ての家事を完璧にこなす”スーパー家政夫・ナギサとして出演し、多部演じる主人公の生活力ゼロなアラサー独身女子・メイの私生活をサポートする。仕事はできるが家事が壊滅的なメイが、ナギサとの出会いをきっかけに自分自身と向き合い成長していくストーリーだ。

 そんなスーパー家政婦を演じる大森だが、大森といえばドラマ『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』(テレビ朝日)や映画『アウトレイジ 最終章』といったシリアスな作品で魅せる演技で人気を博した俳優だ。2007年に放送されたドラマ『ハゲタカ』(NHK)で「日本アカデミー賞」優秀主演男優賞を獲得するなど、業界からの評価も高い演技派としてポジションを確立している。

 そんな大森は、先月48歳になったばかり。昨年行われたインタビューでは「新しい刺激を得るため、意識的に新たなことに挑戦している」と語る。5年ほど前から“月に吠える。”というグループでバンド活動を始めたのも、その一環だという。そんな大森が次なるチャレンジの舞台として選んだのが、今回のドラマなのだろうか。

 挑戦することを否定はしないが、これまでと180度違った役柄やドラマ全体から漂うイロモノドラマの“爆死”オーラを見ていると「挑戦する先を間違えたのでは…?」とさえ感じてしまう。さらに4月スタートのドラマには『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日)の第4シリーズも控えている。“家政夫”というニッチな題材がかぶってしまうのも、後発ドラマとしては痛いところだろう。大森の挑戦は成功するのか、ドラマの低視聴率感も払拭できるのか。ドラマの出来栄えに注目したい。

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