11年間続いたAKB48のバラエティ番組『AKBINGO！』（日本テレビ系）が9月で終了することが発表された。
今月20日深夜の放送で、MCのウーマンラッシュアワー・村本大輔が唐突に「実はですねえ、AKBINGOが9月で終わります」と発表。その場にいたメンバーは呆然とし、大粒の涙を流すメンバーも見られた。
「指原莉乃が卒業し、日テレがAKS（AKB48の運営会社）に忖度する必要がなくなったということが、打ち切りの決め手になったようです。最近の『AKBINGO！』は、一般的に顔が知られたメンバーは出ておらず、何年も打ち切り圏内の視聴率が続いていた。指原がいなければ、とっくに終わっていたでしょう」（記者）
日本テレビは、2008年にAKB48にとって初となる地上波レギュラー番組『AKB1じ59ふん！』をスタート。その後も『AKBと××！』『AKB48の今夜はお泊まりッ』『AKB チーム8のブンブン！エイト大放送』など数々の冠番組を放送してきた。
また、他局でもTBSの『有吉AKB共和国』や、フジテレビの『AKB自動車部』『AKB映像センター』『AKBでアルバイト』『※AKB調べ』など多くの冠番組が制作されたが、全盛期が過ぎるとバタバタと終了。近年スタートした番組も、視聴率不振により短期間で終了してしまった。
なお、『AKBINGO！』終了により、AKB48メンバーが出演する民放地上波キー局でのレギュラーバラエティ番組は、横山由依と矢作萌夏がMCを務める『ミライ☆モンスター』（フジテレビ系）のみとなりそうだ。
「指原卒業により、AKB48の地下アイドル化が加速。トヨタがスポンサーとなっているチーム8は、CSや地方局で冠番組を持っていますが、それ以外はのチームのメディア露出は期待できない。新たに大きなスポンサーがつかない限り、さらに地味な活動に移行していくでしょう」（同）
あれだけ頻繁に出演したいた『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）にも、指原卒業後は一度も出演を果たせていないAKB48。このまま“過去のグループ”となりそうだ。
