デビュー35周年の山川豊、今年の漢字は「充」

編集部
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  演歌歌手・山川豊が20日、東京・渋谷区のアイコンで「♪みんなで歌おう♪ 第2回カラオケ王決定戦」を行った。

  この日のイベントには、全国から3000通を超える応募の中から審査で選ばれた12人が出場。

  山川は、出場者に対して「3000人の中から12人に選ばれたのですから、みなさん、自信を持ってください。上手いのは当然ですが、今日は普段お店で歌っているようにリラックスして楽しく歌ってください」と笑顔であいさつした。

  出場者には、ロングヒット中の両A面シングルに収録されている、自身の35周年記念曲の『再愛』と『蜃気楼の町から』のどちらかの楽曲が課題曲として与えられていたが、審査の結果、『再愛』を歌った三重・亀山市在住の宮本佐久馬さん(60)が優勝。 第2位には、同じく『再愛』を歌った埼玉・川越市在住の高校1年生の竹内航成さん(15)が選ばれた。

   宮本さんは、「こんなに素晴らしい賞を頂けて、三重県から来た甲斐がありました」、竹内さんは「2位を頂くことができてうれしいです」と喜びをあらわにした。

  審査の間にはミニコンサートも行われ、山川が課題曲にもなった『蜃気楼の町から』と『再愛』、さらに昨年スマッシュヒットを放った『螢子(けいこ)』の3曲を熱唱。

  イベント中には、35周年イヤーを振り返る「山川豊 重大ニュース2016」も発表され、6月のテレビ収録の際、出演者やスタッフにだまされてステージで姉と共演したことや、7月25日に「山川の日」を制定し、ボルダリングに挑戦したこと、8月に香川・豊島で念願の離島イベントを開催したこと、12月の「第58回 輝く!日本レコード大賞」で「日本作曲家協会選奨」を受賞することなどが紹介された。

  また、自らが選ぶ「今年の漢字」では、「充」と自筆した書を披露し、「たくさんの方に支えられて35周年を迎えることができて、今年は大変充実した1年でした」とし、「これを機に40周年に向けて一歩一歩頑張っていきたい」と意気込んだ。

  審査終了後、山川は「昨年開催の『螢子』による『第1回カラオケ王決定戦』も盛り上がりましたが、今回は3000人という多くの応募があり、さらに盛り上がって良かったです。3000人が6000人、6000人が9000人と、これから僕の代わりに歌ってくださる方がどんどん増えていくこと、それが演歌の一番の原点だと思います」。

  続けて、「優勝した方は本当にお上手でしたし、2位になった人は何と15歳! これはうれしいですね。高校生が歌う『再愛』にはドキッとしました。彼はまだまっさらで、全然色が付いていないので将来性がありますし、山川豊の後継者にしたいくらいです」と2人を絶賛した。

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