山川豊がデビュー35周年記念コンサートで全31曲を熱唱!!

編集部
山川豊

  演歌歌手・山川豊が3日、東京・有楽町のよみうりホールでデビュー35周年記念コンサートを行った。

  この日は、開演前にファンの中から120人を招待し、初めてリハーサルの様子を公開。
 
  山川は、「初めて公開リハーサルをファンの方々に見て頂くことになり、みなさんが喜んでくれると思いますし、僕もうれしいです。今日は思い出に残る1日になると思います」と笑顔を見せて、ヒット曲の『アメリカ橋』とデビュー35周年記念シングル『再愛/蜃気楼の町から』から『再愛』の2曲を披露した。

  ところが、1曲目の『アメリカ橋』では、途中で歌に入るところを間違えるという前代未聞のミスを犯し、「こんなことは初めて。これからはじまるコンサートのことや、35年間のことを思い出しているうちに思わず間違えてしまいました。作詞の山口洋子先生、作曲の平尾昌晃先生に申し訳ありません」とテレ笑いを浮かべた。

  本番では、会場を満員の観客が埋め尽くす中、ステージは『ニューヨーク物語り』からスタートし、『霧雨のシアトル』、兄・鳥羽一郎の『兄弟船』、昭和の名曲から『影を慕いて』、『暖簾』、『for you…』、オリジナルのヒット曲から『函館本線』、『ときめきワルツ』、『流氷子守歌』、『しぐれ川』、『夜桜』、メドレーで『こころ花』、『我が娘へ』、『友情―とも―』、『蜃気楼の町から』、大ヒット曲『アメリカ橋』、前作シングル『螢子』、それに新曲『再愛』など、アンコールを含めて全31曲を熱唱した。

  山川は35年間の歌手生活を「歌が売れない時期が一番ツラかった」と振り返りながら、「35年の間、たくさんの方にご声援、応援して頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。これから40周年に向けて新たな気持ちで頑張っていきたい」と意気込んだ。

  さらに、「今CDの売り上げが全体に落ち込んでいますので、僕たちがもっともっと頑張らなければ」と気を引き締めつつ、「必ずヒットを出すんだという気持ちでこれからも頑張って歌っていきたいですね。また、ピコ太郎のように演歌の世界も変わっていかなければ…」と話して会場の笑いを誘った。

  またこの日は、毎年恒例のコンサートイベント「長良グループ・演歌まつり」が来年は名古屋、大阪、東京公演に加えて、沖縄公演も開催されることが発表された。

  飛行機の苦手な山川は、「沖縄でも『長良グループ・演歌まつり』開催決定ということは、飛行機に乗らなきゃいけないんですよね…」と不安げな表情を見せながらも、「でも、沖縄でも楽しみにしている方々のために頑張ります」と笑顔で話した。

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