お役所体質は、永久に不滅です?
「週刊新潮」(新潮社)が、俳優玉木宏と木南晴夏の結婚に関し、日本郵便が「結婚報告を誤配送した」と報じた。
予定していた日にちより前に表に出てしまい、結果的にスクープされてしまった2人の結婚。玉木側も相当に怒っているようだが、日本郵便から謝罪などは一切なく、ミスを認めるわけでもないという。
詳細は本誌をご覧いただきたいが、玉木側の主張に対し日本郵便があまりにも横柄な態度をとるのは、「謝罪すると裁判で不利になる可能性」などを考慮しているからだという。
もともと公共企業体だった日本郵政だったが、2015年に東京証券取引所第一部に上場され完全な民間企業に。だが、やはりかつての「お役所体質」は直らないようだ。
「民間企業として利益を追求しなければならなくなったのが悪く出ている部分はあると思います。もともと公務員感覚の連中がほとんどですからね。
以前一緒に仕事をしたことがある同社の広告部の人間は、とにかく自分勝手で気難しい連中でした。まともにコミュニケーションを取れない上に、連絡などもルーズ。代理店や媒体、制作会社まで振り回されっぱなしで『面倒なクライアント』の代表格という扱いでした。とはいえ巨大組織ですので潰れることはまずない。この環境で反省しろというほうが無理でしょう」(元広告制作会社ディレクター)
浮世離れした感覚によって、トラブルへの真摯な対応すらできない状況になっているということか。玉木が怒るのも当然といえる。