安室奈美恵、台風乗り越えて故郷・沖縄で25周年記念野外ライブ
編集部
宜野湾海浜公園に特設された“野外”ステージには、1日2万6000人、2日間で計5万2000人を動員した。 巨大スクリーンに、いつもは見ることのないステージ裏の模様が映し出された。
青色のミニワンピース姿の安室とダンサーとの円陣が映し出され、安室は『TRY ME〜私を信じて〜』のイントロとともにステージ上に登場。
ソロデビュー曲『太陽のSEASON』で会場を煽ると、「SUPER MONKEY’S」時代のデビュー曲『ミスターU.S.A.』を22年ぶりに披露した。 この日は小室哲哉プロデュース時代の楽曲も多く披露。
『Chase the Chance』では、20周年の5大ドーム公演でも魅せたステージの端から端へ全力疾走する演出も。 約70mを走った直後でさえ一切ブレることなく歌う安室の姿に会場は大きく沸いた。 また、「日本レコード大賞」を、史上最年少記録(当時19歳)で初受賞した『Don’t wanna cry』では、「(歌詞)逢いたい人がいる〜」と歌いながら、ファン全員を指差すなど、会場が一体になった。 2000年の九州・沖縄サミット イメージソングだった『NEVER END』も、2006年の全国ツアー「namie amuro BEST tour “Live Style 2006″」(再々追加公演)以来、約11年ぶりに沖縄で披露。
楽曲の終盤で繰り返される「NEVER END〜」の部分では会場全体に大きく手を振り、2万6000人のファンもそれに合わせるように左右に手を振った。 国民的ヒットナンバーとなったNHKリオ五輪 テーマソング『Hero』を最後に披露し、約2時間に及んだステージを完走。
MC一切なしで27曲を歌い終えた安室は、最後に「ありがとうございました! また遊びに来てね!バイバーイ!」と感謝を伝え、ステージを後にした。 安室は「台風の中、会場にたくさんのファンの方々が来てくださって無事、デビュー日に沖縄ライブが出来たことを心から感謝しています。」とコメントした。 なお、今回のライブ「namie amuro 25th ANNIVERSARY LIVE in OKINAWA」の模様は、WOWOWで10月22日の午後7時から放送される。