テレビの裏側をコッソリ暴露! 謎の業界人集団「チーム・スパイス」の業界裏日誌
【連載66】女性タレントの営業力は“あざとさ”で決まる!? 男性スタッフをメロメロにするそのテクニックとは?
編集部
以前、「私、絶対男になんか媚びません!」とか言っていたのが、久しぶりに会ったら「あざとくなるにはどうしたらいいですか?」って真剣な顔してアドバイスを求めてくるじゃない。 何でも、狙っている男がいるらしいんだけど、自分より若い娘がライバルで、その娘があざとくアピールしているんだって。
30歳を過ぎると焦るのよねぇ。 お肌の潤いや張り、露出の多いファッション、ドジっ子アピール…、20代にどうやっても勝てないものが出てくるからね。 その宗旨替えは分からなくもないけど、そもそもアタシが男性にあざとくできるタイプだったら、とっくに結婚してるっつーの!
アドバイスを受ける人間を完全に間違えているわよね。 “あざとさ”といえば、芸能界ではコレを武器にしている子が本当に多いのよね。
他の言葉で言うなら“ぶりっ子”、“釣り師”、“策士”といったところかしら。 例えば、打ち合わせでプロデューサーやディレクターの目をじっと見つめる。
人の目を見て話す、話を聞くというのは確かに大事なことよ。
でも、瞳を潤ませて、さらに相手との距離を何気に縮めているんだから。 ウチのバカプロデューサーなんか、「○○ちゃん、オレに気があるのかな。何かじーっと見つめてくるんだぜ。それにスゴいいい香りがするんだよなぁ~」なんて喜んでんだから。
匂いもあざとさのうちなのに、すっかり相手の思うツボよ。 あと、グラビアアイドルが写真集をスタッフに手渡しする時も、かなりあざとく感じるわ。 アタシたち女子にもプレゼントしてくれるんだけど、気に入らないのは男性への渡し方。
とくに権力のあるプロデューサーや総合演出の人間には、一緒にページをめくりながら「○○さんのお気に入りのページを教えてくださいね♡」とかなんとか甘えた声で聞いているし。 聞かれた男どもは、鼻の下をながーく伸ばして、「全然いやらしい意味じゃなくて、これがとっても芸術的だと思うよ」とかなんとか言っちゃって、ちゃっかりと過激なシーンを本人と見比べながら、鑑賞しているんだから。
おまけに、サインまでもらってすっかりご満悦よ。 また、そのサインに「今度ゴルフご一緒させてください♡」とか書いてあったりするのよね。
いやー、抜け目ないわ。