粉砕した瓦礫で歯をブラッシング
画像は、「TOM JAMIESON」より
“健康な歯は長生きの秘訣”とも言われほど、歯を清潔に保つことは大切な日々の習慣。しかし歯ブラシが発明される以前の人類は、歯磨きにとんでもない材料を使用していた。
古代ギリシア人やローマ人は、粉状に砕いた骨やカキの貝殻を使い歯を磨いていたが、産業革命の頃には、砕いたレンガや陶器の破片で歯をブラッシング。
またエリザベスI世が統治していた頃の英国では、人々はもはや歯磨きをやめ、逆に虫歯だらけの歯がカッコいいと口々に語り合っていたという。