「SMAP」木村拓哉主演の実写映画「無限の住人」の“300人斬り”シーンが公開!
編集部
斬られた傷は勝手に再生し、死にたくても死ねない<無限の体>になってしまった。
生きるには十分すぎるその時間は、剣術の腕も鈍らせ、彼は永遠の時をただ孤独に生き続けるだけだった。
ある日、親を殺され、仇討ちの助っ人を依頼したいと現れた少女。
どこか妹に似ているその姿に、無限の命を使い、用心棒として少女を守ると決めた。
だが、それは不死身の万次をも追い込む予想外の戦いのはじまりだった…というストーリー。 今回、解禁された映像は、極寒の京都で約15日間かけて撮影された万次が“300人斬り”に挑む圧巻のクライマックスシーンの一部だ。
万次の登場シーンからはじまり、「凜、俺は誰を斬ればいい?」と問う不死身の男・万次と、彼を真っ直ぐ見つめ「私のことを斬ろうとする人」と訴えかける、杉咲花演じる凜。
そんな2人に立ちはだかるのは、“勝つことのみを目的とする”剣客集団・逸刀流の統主・天津影久を演じた福士蒼汰を筆頭に、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵といった豪華キャストたちで、個性的なビジュアルの刺客たちが斬新な武器を手に万次に迫る。 木村は、「今回参加するにあたって三池崇史さんという存在が大きかったですし、映画監督が映画を撮りたいという前提で自分を欲してくれたということが一番大きかったです。映画監督に求められるというのは役者にとって最もありがたいことなので、『三池崇史監督が僕のことを要してくださった』という事実に、自分の中でなんかざわめいた、という気持ちがありました」。 続けて、「原作は、僕自身、好きな世界観ですし、万次を『死ねない』と考えるか、『不死身』ととるかは一線上にあるものだと思います。原作にある『死なない』ことと『死ねない』ということの向き合いについては、今回の脚本にも描かれているので、そこをどう体現するのか、監督が求めるものがどこなのか、頭でっかちにならずに現場を体感しながら演じました」と役作りについて語っている。 さらに、「監督もプロデューサーも目線の先に海外を意識しているなと感じましたし、僕自身もヨーロッパはじめ海外の方々にも観て頂けたらと思っていますが、まずはしっかり演じることだと思っています。あとは、三池監督がアクションにしてもドラマにしても、三池監督のエンターテイメントにしてくれるので、もちろん自分の“個”はありますけど、現場では監督の求める“素材のひとつ”だと思うので、共演者、スタッフと集中して現場に臨みました」とコメントしている。 (C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会