「SKE48」の大矢真那が卒業コンサートを開催
編集部
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この日のセットリストは、大矢本人がスタッフと相談して練り上げた内容で、大矢の大好きな曲が詰め込まれたものとなった。 overtureが流れ、大矢の「みんな! 楽しんでいきましょう!」という掛け声とともに総勢66人の「SKE48」のメンバーがステージに登場し、SKE48「制服の芽公演」の1曲目の『恋を語る詩人になれなくて』でコンサートは幕開け。
続いて、『チョコの奴隷』、『意外にマンゴー』、『片想いFinally』と「SKE48」のシングルヒット曲を連続で披露し、ダンス力に定評のある「SKE48」ならではの弾けるパフォーマンスで、序盤 から一気に会場を盛り上げた。 キャプテンの斉藤真木子に意気込みを聞かれた大矢は、「『SKE48』のアイドルとして、思い出の地のガイシホールでコンサートできることが本当にありがたいです。みなさんの体力がなくなって、ガイシから帰る時に『足がヘロヘロだよ。動けないよ。じゃんけん大会押しちゃうよ!』っていうぐらいまで盛り上がっていきましょう!」と語った。
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さらに、『Escape』でキレのあるダンスを魅せ、大矢初のユニット曲となる『チョコの行方』はメンバー全員で披露。
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大矢は自身のメンバーカラーである青色と白色のスティックライトに照らされた客席を見渡して涙を流しながら、「みなさん本当に9年間、ありがとうございました。心の底から幸せでした。メンバーもみんな、ありがとう。バイバイ!」と手を振ってステージを降りた。 だが、次の『未来とは?』で珠理奈が「まだまだ、真那と一緒に歌いたいです。真那ー!?」と声を掛けると、⼤矢が「はーい!」と返事して再びステージへ。 斉藤から「戻って来ちゃっいましたね」と聞かれた大矢は「どうしても最後はみんなと一緒にステージで歌いたいなと思って!」と明るくマイペースな発言を口にし、珠理奈が感動的な言葉を送っていると、突然しゃがみ込んで「足つったー!」と話の腰を折り、他のメンバーから総ツッコミを受ける場面も。 珠理奈が仕切り直して、「9 年間、近くに『SKE48』メンバーがいなくて、寂しいなと思うことが多くて。そんな時に真那はいつでも、遠くにいても、私のことを見てくれていて。『正直、もう無理だなぁ』と思う時にメールや電話をくれたり、ご飯に誘ってくれたり、いつでも真那が見てくれていたから、私はその寂しさと戦えたんじゃないかなと思いました。だから、真那が卒業してメンバーが近くにいなくなっても、これから私が真那のことを見守っていきたいなと思います。真那、これからもよろしくね!」。 これに対して、大矢は「分かった~! ありがとう!」としんみりとした雰囲気を一転させるらしいコメントで会場を沸かせた。 その後、大矢は「メンバー、スタッフさん、ファンのみなさん、9年間支えてくださり、本当にありがとうございました。私はここで区切りをつけないと、50 歳まで居ちゃいたいくらい『SKE48』が好きだから、ここで区切りをつけます。『SKE48』でやり切ったことは何もありません。いや、『やり残したことは何もありません!』でした…」と、またもや痛恨の言い間違いで会場の笑いを誘った。
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そして、ステージからマイクを使わずに「この景色を目に焼き付けて帰ります。まだ卒業の日まではあるので、みなさんとの思い出を作っていきたいと思いますので、あと少しの応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。 終演後、大矢は「これが自分にとって『SKE48』として最後の大きなコンサートだと思ったら泣いちゃいました。卒業を実感したのは『永遠のレガシー』歌っている時。その後、みんなで踊り出したら、卒業の実感がなくなったというか、あの一曲で泣いたぶん、気持ちは晴れやかで、まだまだいたいグループだと再確認しました」。 続けて、「今日は本当に感動して。(ファンが)サイリウムを曲に合わせて変えてくれる姿が愛おしく、温かくて。メンバー思いで優しい方が『SKE48』のファンには多いと思いました」と話した。 なお、大矢のSKE48劇場での卒業公演の日程および今後の活動については、決まり次第「SKE48」のオフィシャルサイトで発表されるという。