SMAPの元メンバー3人を出演させないようテレビ局に圧力をかけた疑いがあるとして、公正取引委員会が17日までに、
ジャニーズ事務所を注意したことが明らかになった。
2016年に解散し、香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛の3人が事務所を退所。その後はネットやCM等での出演こそあったが、テレビ出演はほぼなくなった。世間からも「ジャニーズ圧力」という声が多く叫ばれ、批判も渦巻いていた。
そんな中での「公取委の注意」報道。今このタイミングでの報道はやはりアノ出来事との関連性を感じざるを得ない。
「ジャニー喜多川氏の死去ですね。芸能界テレビ界に絶大なる影響力を誇ったカリスマがいなくなったことで、ジャニーズ事務所に対する義理立てや気遣いが必要なくなったということかもしれません。
また、今後事務所の中心となるであろうメリー喜多川氏や藤島ジュリー景子氏には、SMAP解散騒動もあってか世間の目が厳しい。今後ジャニーズ事務所のやり方や存在価値そのものが瓦解しそうです」(記者)
元SMAP3人がまた普通に、世間の需要通りにテレビに出られるのは、単純に喜ばしいこと。その影で、ジャニーズ帝国はいよいよ芸能界での影響力を急速に失っていくのかもしれない。