「週刊少年チャンピオン創刊50周年大感謝祭」が開催！激レア『人気漫画家の一挙集結』にファン歓喜！

　15日、東京・秋葉原で「週刊少年チャンピオン創刊50周年大感謝祭」が開催された。“必死こいて半世紀”と銘打ち、1969年7月15日は同漫画誌の創刊日ということもあり、この記念すべきイベントには「バキ道」の板垣恵介氏や「弱虫ペダル」の渡辺航氏など、爆発的人気作を手がける漫画家たちが集結。ここでしか聞けない週刊少年チャンピオンの秘密が明らかになった。

　会場には、歴代の週刊少年チャンピオン50 冊の表紙や、「聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話」に登場する蛇遣座の黄金聖衣等身大立像が並ぶ『展示エリア』が設置。貴重なアイテムが揃うまたと機会ということで、会場内は多くの来場者でにぎわった。

　そして、最大の盛り上がりを見せたのは、週刊少年チャンピオンの人気漫画家と歴代編集長が一堂に会した『ステージコンテンツ』。普段はメディアに姿を見せない看板漫画家6名がステージに登壇すると、会場に詰めかけたファンから声援がとんだ。

　特に注目を集めたのは、『バキ道』の板垣恵介氏。連載開始28年、累計発行部数7,500万部以上という日本漫画史に名を刻む人気格闘漫画は、関根勤や東野幸治、ケンドーコバヤシといった芸能人もファンを公言している。週刊少年チャンピオン発展の一翼を担ってきた板垣氏は「50周年を祝う側として呼ばれたけど、自分は“お祝いされる”立場。皆さんで祝ってください！」と作中の地上最強の生物・範馬勇次郎ばりのビッグマウスが飛び出し、会場は笑いとともに大いに沸いた。

　つづいて擬人化された肉食獣と草食獣が生活する世界を描く「BEASTARS」の作者・板垣巴留氏は“ニワトリのかぶりもの”で登場し、来場者の視線をくぎ付けに。その姿に司会のお笑い芸人・向清太郎は「いつの間にかぶったんですか！」とツッコむ一幕もあった。

　スペシャル対談では、板垣恵介氏のデビュー時の逸話や『バキ道』『覚悟のススメ』『弱虫ペダル』といった人気作品・キャラクターの誕生秘話などが紹介され、普段聞くことができないレアエピソードに来場者は興味津々。人気漫画家の面々も、リラックスしながら思い出話を楽しんでいる様子だった。

　乾杯の挨拶で板垣恵介氏は「『週刊少年チャンピオンに100年後も関わっていたい』とカッコイイことを言いたいけど･･･（笑）。でも、来週分は間違いなく書く。来週、来週という繰り返しをこれからも続けていきたい」と漫画家を代表し決意を表明。週刊少年チャンピオンの個性的な漫画家・編集者の面々は、次に目指すべき100周年に向かって、必死こいてペンを走らせ続けることだろう。