オダギリジョー、キューバ革命で奮闘した日系人の役に「気持ちがMAXでした」

編集部
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  俳優・オダギリジョーが13日、都内で行われた主演映画「エルネスト」(10月6日公開)の世界最速となるサポーター試写会に阪本順治監督とともに出席した。

  同映画は、今年に没後50年を迎えるキューバ革命の英雄の“エルネスト・チェ・ゲバラ”の“意志”に共感し、ボリビアの軍事政権との戦いで、1967年8月に25歳の若さで散った実在の日系人、フレディ前村ウルタードの知られざる生涯を描いた作品。

  オダギリは本作のオファーを受けた時の印象について、「監督にお話を頂いた時からやりたいという気持ちがMAXでした。想像もできない困難な道だと思ったし、乗り越えられないような高いハードルが目の前にあったので。今の日本映画界でこんな映画を撮るなんて、革命のように感じました。とにかく戦い抜こうと決心しました」と語った。

  一方、阪本監督は「オダギリが『役者として生まれ変わりたい』と何度か言っていたのを知っていたので、『ピッタリのがあるよ!』と言いました」と明かした。

  オダギリの演技については、「日本にいる時から相当な役作りをしてくれていた。スペイン語や減量に関しても当たり前のようにやってくれると信じていました。オダギリの最初のセリフを聞いた瞬間、これが僕らにとってのフレディだと確信しました」。

  オダギリのスゴいところを聞かれると、「映画をみたらスゴいとしか思えないです。オダギリがとにかくスゴい。フレディ前村をずっと取材していると、寡黙で心に芯のある人物像がオダギリに重なる。普段は本人の前ではこんなこと言わないけど(笑)」と絶賛した。

  トーク終了後には映画の大ヒットを祈願して鏡割りが行われ、同映画が日本とキューバの合作映画ということで、“クーバ・リブレ”というキューバの酒が用意された。
  最後はキューバ式の「乾杯」をとのことで、スペイン語で「Salud!」と音頭をとりイベントは幕を閉じた。

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