F.トーレスがサガン鳥栖加入に「不安大」……「日本人はパッション不足」「冷たい」イニエスタら受け入れ体制は大丈夫か

編集部

 

 元スペイン代表FWのフェルナンド・トーレスが10日、サガン鳥栖に加入すると発表した。

 トーレスはアトレティコ・マドリーでプレーの後、リヴァプールやチェルシー、ミラン、その後アトレティコに戻るという華々しい経歴の持ち主。スペイン代表としても38ゴールを記録した世界的プレーヤーだ。

 先日、同じく元スペイン代表のイニエスタのヴィッセル神戸加入が決まり衝撃が走ったが、それに勝るとも劣らない衝撃である。同じくヴィッセル神戸のポドルスキも含め、世界的プレーヤーがJリーグに一挙押し寄せることになる。

 こうなると、世界的スターにばっちり活躍してもらってJリーグを盛り上げてもらいたいものである。先日も日本代表が激闘を終えたばかりでサッカー熱は高まっている状況。「もう一押し」を日本サッカー界もほしいに違いない。

 ただ、必ずしも成功するかといえば別の話だ。

 イニエスタのイマジネーション豊かなプレーに日本人選手がついていけるのか、当然メッシのような選手はいないわけである。トーレスに関してもそれは同様。かつてセレッソ大阪に加入し思うような活躍をできなかったD.フォルランは「日本選手のパッション不足」や言語などの影響からか「周囲の選手は冷たかった」と吐露するなど、日本人の受け入れ体制にも疑問を呈した。

 果たしてこれまでの失敗を教訓とできているのか、今回の立て続けの大物加入はその辺にも注目である。

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