波瑠が“新・ドラマの女王”の原点となった5年前の映画で魅せた怪演とは?

編集部
7月スタートのドラマ『サバイバル・ウェディング』公式HPより

「私、失敗しないので」――とは、どこかの外科医のセリフだが、それを女優の世界で体現しているのが波瑠だ。

 2015年のNHK朝ドラ『あさが来た』のヒロインでブレイク。以降は『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)、『あなたのことはそれほど』(TBS系)、『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日系)と立て続けに話題作に主演し、7月14日にスタートするドラマ『サバイバル・ウェディング』(日本テレビ系)でも4月期に続く連投。今や“新・連ドラ女王”の地位を築いている。

 ドラマに出ずっぱりでも視聴者に飽きられていないのは、彼女がまったく違った役を演じられる「カメレオン女優」だからだろう。

「何を演じても同じに見える役者も多い中、波瑠は『あなそれ』ではドロドロの不貞に走る人妻、『もみ消して冬』(日本テレビ系)ではドS系のお嬢様、『未解決の女』では体育会系女子、そして『サバイバル~』はコメディと、まったく違うキャラを演じ分けている。そのどれもが一定以上の数字をキープしてくれるので、編成会議では真っ先に彼女の名前が挙がっています」(テレビ関係者)

 そんな波瑠の原点とも言えるのが、濱田岳を相手に過激な艶技に挑んだ13年公開の映画『みなさん、さようなら』だ。

「彼女が見せたベッドシーンはカメレオン役者の真骨頂と言えるのでは? 濵田とのカラミでもきっちり役になりりき、観客を魅了。こうした“演技”が彼女の原点であり、どんな役でも演じ切るという彼女の女優魂を見ました」(映画ライター)

 リアリティこそが彼女最大の武器。7月からスタートする『サバイバル~』でも高視聴率を獲得すれば、名実共に「ナンバーワン女優」と呼ばれそうだ。

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