シシド・カフカがツアー最終日 「ライブが楽しすぎる!!」

編集部
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  シシド・カフカが、ワンマンライブツアー「シシド・カフカ Live Tour 2017 そうだ、ライブやろう」の最終公演を13日、東京・渋谷WWW Xで行った。

  超満員の観客が集まる中、4つ打ちのバスドラムが響きわたり、シシドとバンドメンバーが登場。
  シシドは、まさかのギターを背負い1曲目をスタートし、妖艶な姿とは裏腹に力強い歌声で『music』、『明日を鳴らせ』を披露した。

  MCでは、「『シシド・カフカ ライブツアー2017 そうだ、ライブをやろう』にお越しのみなさんありがとうございます! 短い時間ですが楽しんでいきましょうー!!」とあいさつ。

  ハンドマイクスタイルに変更し、「手をあげて!」と振りつけを説明しながら『負けないゲーム』に突入。
  ライブの楽しみ方を観客と共有しながら、『FLY HIGH!』とアップテンポの曲を続けざまに披露して会場を盛り上げた。

  その後、ドラムに座るのかと思いきや、またもやギターを背負い「季節外れのこの曲を聴いて頂きます」と、シシドの鋭いギターのカッティングから『春の約束』をスタート。
  疾走感にのせる切ないメロディーとシシドの透き通ったハイトーンボイスが会場に響きわたった。

  さらに、ジャジーなアレンジの『100年ビール』に続いてアコースティックアレンジでヒット曲『Don’t be love』を披露。
  ピアノの伴奏に合わせやさしく、時に力強く歌い上げて観客を魅了した。

  しばらくしてステージが暗転し、セットチェンジを行うと、ついにシシドがドラムに着席し、突然ドラムを叩きはじめて『Obertura』へ。
  先ほどの優しい歌声とは正反対のシシドが観客の熱狂を生んだ。
  ドラムを叩きながらノンストップで『Get up!』、『タチアガレ』、『3.2.1…CUT』、『さようなら あたし』を披露。
  「色々な経験をしてどうしても歌いたかった1曲」と語り、『最低な夜のあと』をエモーショナルにプレイした。

  そしてライブはラストスパートへ。
  「ライブが楽しすぎるっ!!」と渾身の一言を放つと、1月公開の映画「ホペイロの憂鬱」の主題歌である新曲『特選』を初披露した。

  シシド・カフカは新曲について、「人生には選択が続いている。その選択がいいものなのか、悪いものなのかは今の自分次第、どんな選択も特選にしたい」という気持ちを込めたと明かした。

  続いて真島昌利による楽曲提供の『新宿サノバガン(SON OF A GUN)』をハイテンションのまま披露し、畳み掛けるように「全然踊れるでしょう!?」と観客を盛り上げ続けて、『愛する覚悟』、『朝までSugar me』、『ラヴコリーダ』をパフォーマンスした。

  アンコールでは、鳴り止まないカフカコールに応えて、ステージに再登場したシシドは、「忘年会シーズンなので…、渋谷をスナックみたいにして」と、なんと『羽田ブルース』を観客とデュエット。
  そしてシシド・カフカ最大のライブキラーチューン『バネのうた』を披露し、ステージからドラムと歌声を全力で駆使し、会場を熱狂の渦に包んだ。

撮影=青木カズロー

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