加藤ミリヤが12月6日にニューシングル『新約ディアロンリーガール feat.ECD』をリリースすることが分かった。
同曲は、2005年に『ECDのロンリー・ガールfeat. K DUB SHINE』に対するアンサーソングとしてリリースされたミリヤの3rdシングルで、自身のキャリアの中でも最重要曲の一つである『ディア ロンリーガール』と同様、マーヴィン・ゲイ『Sexual Healing』 、佐東由梨『ロンリー・ガール』、ECD『ECDのロンリーガール feat. K DUB SHINE』をサンプリングしている。
現在、女性誌「anan」で連載中で今月24日に単行本が発売される自身の小説「28(トゥエンティーエイト)」の内容が、ミリヤ自身と同世代の女子の群像劇となっていることから、“すべての女子達へ捧ぐ”というコンセプトのもと、同小説にインスパイアされて制作されたとか。
「新しく結んだ約束・誓い」という意味の言葉である「新約」をタイトルに冠した今回の楽曲は、同じ楽曲を同一手法でサンプリングしているとはいえ、まったく新しい歌詞とメロディを乗せた新しい歌に仕上がっている。
『ディア ロンリーガール』をリリースし、“女子高生のカリスマ”であった当時から10年以上を経た今のミリヤだからこそ歌える、当時とは変わったこと、どれだけ時が過ぎて人生のステージや状況が変化してもずっと変わらずにあることが重なった、まさに“すべての女子達に捧ぐ”一曲となっているという。
また、『ディア ロンリーガール』の着想のもとともなっている『ECDのロンリーガール feat. K DUB SHINE』の生みの親であり、日本語ラップのオリジネーターの一人でもあるECDが楽曲に参加。
ECDのラップのレコーディングには、ミリヤ本人も立ち会ったそうだ。
そのほか、楽曲のトラックメイクをKOHHの楽曲の多くのトラックメイキングを担っていることで話題のRIKI(理貴)が手掛け、「キエるマキュウ」のメンバーでECDの盟友でもあるILLICIT TSUBOIがミックスエンジニアとして参加。
日本のHIP-HOPのレジェンドと若き才能が交わった作品となっている。