「NMB48」の山本彩による全国7都市8公演ツアー「山本彩LIVE TOUR 2017 ~identity~」が20日、広島文化学園HBGホールで初日を迎えた。
同ツアーは、今月4日にリリースされた山本の最新ソロアルバム『identity』を引っ提げてもの。 ライブは同アルバムの楽曲を中心に構成され、会場には多くの女性ファンも詰めかけて、「NMB48」での活動とは異なる“ソロアーティスト・山本彩”の世界観をたっぷりと届ける、密度の濃いライブとなった。
山本の「初日! みなさん声を出していきましょう!」の掛け声とともにライブはスタート。
その後、山本は、楽曲ごとにギターを持ち替えながら、パワフルに歌いあげるアップテンポな曲からしっとりと聴かせるバラードまで、その多彩な表現力で観客を魅了していった。
「曲作りからだと1年くらいかけてじっくり作った大切なアルバム」という『identity』には、自身が作詞、作曲した楽曲はもちろん、阿久悠さんやシンガーソングライター・阿部真央ら名立たるアーティスト、作詞家、作曲家からの提供曲も収録されている。
山本は、「1stアルバム以上に、今の山本彩の成分が強く出ていると思う」と話すと、『JOKER』をはじめ一曲一曲を丁寧に歌い上げた。
MCでは、「広島は今、カープで盛り上がっていますよね! 私は阪神ファンですが(笑) 広島に着いた途端、全身カープユニフォームの方を見て、街もカープ一色で、すごく熱を感じました!」と笑顔で話した。