「AKB48」木﨑ゆりあが卒業公演 「私は笑って終わるのが自分らしい」

編集部
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  「AKB48」の木﨑ゆりあの卒業公演が30日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた。

  2009年に、13歳で「SKE48」に3期生として加入した木﨑がこの日、アイドルとして最後のステージに立った。

  「SKE48」では妹キャラとして人気を集めた木﨑は、2014年に行われた「大組閣祭り」で「AKB48」の「チーム4」への移籍が発表され、他のメンバーやファンにも大きな衝撃となったが、移籍から約3年半の間に「チーム4」の副キャプテン、「チームB」のキャプテンを担当。
  「選抜メンバー」にも幾度となく選ばれ、ドラマや映画に出演するなど、“AKB48の木﨑ゆりあ”としても活躍の場を広げた。
  そして、「女優」という夢のために新たな一歩を踏み出すことになった。

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  今月28日に名古屋・愛知のSKE48劇場に約3年半ぶりに立った木﨑は、「みなさーん、ただいまー!」と満面の笑みを浮かべると、会場にいたファンからは「待っていたよー!」と大声援で迎えられた。 公演では、「21歳にはツラい」とハニカみながらも、全力のダンスで冒頭4曲をパフォーマンス。

   ユニット曲の『狼とプライド』では、観客全員が狼の被り物をしているのを目の当たりにして、驚きとうれしさをあらわにした。

  木﨑は、「『SKE48にまた帰ってきます』と言っていたから、ファンの人が待っていてくれたのかな」と話すと、「心のどこかでは、ずっと『SKE48』として歌って踊りたかった」と胸中を吐露。

  そのうえで、「今日は私のわがままで、ここに立ちたかったから…。この公演をやらせてくれたスタッフのみなさんや無理やり振りを覚えてくれたメンバー、本当に大好きなメンバーに囲まれてこの公演ができて幸せです。『SKE48』の木﨑ゆりあを今日まで応援してくださって、本当に、本当にありがとうございました!」と感謝した。

  最後の1曲では、同期の3期生の6名も駆け付けて『桜の花びらたち』を披露し、“SKE48の木﨑ゆりあ”の最終公演は幕を閉じた。

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  迎えた30日のAKB48劇場での卒業公演は『前しか向かねえ』で幕開け。
  木﨑らしい選曲と、最高の友達(=出演メンバー)に囲まれて、終始楽しそうにパフォーマンスした。

  ユニット曲では、大の仲良しという入山杏奈と『思い出のほとんど』を熱唱。 入山の涙を優しく拭った木﨑は、「リハーサルの時に泣きすぎて本番は楽しくなっちゃった」と微笑んで会場を和ませた。

  アンコールでは、好きな色というペパーミントグリーンのロングドレス姿で登場。 『あなたがいてくれたから』では、パパとママのために歌うと決めていたというソロ部分で号泣する場面もあったが、「号泣してしまったけど、やっぱり私は笑って終わるのが自分らしいと思うので、最後は笑顔で締めくくりたいです!」と話すと、最後はロングドレス姿からミニスカート姿へと早変わりし『GIVE ME FIVE!』を元気いっぱいに歌い上げた。

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  木﨑は、「卒業発表をしてから卒業公演までの時間、色んな方とお話して『こういうことをしたらファンの方が喜ぶかな~』って考えるのがスゴく楽しくて。実際に終わっても、案外実感がないなっていう気持ちがすごく大きいです。でも、ファンに向けて歌った歌で涙するとか、アイドルじゃないとできなかった経験だったので、8年間アイドルをやれて、ファンの方に応援してもらえて、本当に良かったなという気持ちでいっぱいです」。

  今後については、「『AKB48』に来て演技のお仕事をさせて頂くことが増えて、こんなに楽しいんだと思える演技に出合えたので、これから先は死ぬまで演技のお仕事をしていきたいです」と話した。

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