水森かおりがメモリアルコンサートで昨年の「紅白」での巨大衣装を披露

編集部
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  演歌歌手・水森かおりが、デビュー23年目を迎えた25日、東京・中野区のサンプラザホールで「水森かおりメモリアルコンサート~歌謡紀行~」と銘打ったコンサートを行った。

  水森は開演前、「私は24年目だと思っていて1年間違えていたので、1年得したような気がします」と話して報道陣を笑わせると、「デビュー10周年の年からこのメモリアルコンサートをやらせて頂いていますが、毎年、デビュー日にたくさんの応援してくださるみなさまに見守られながら素晴らしいステージで新しい一歩を踏み出すというのが何よりもうれしいことですが、年々、年を重ねていくごとにそういう気持ちが強くなります」としみじみと語った。

  ステージは、『東尋坊』で幕を開け、オリジナルヒット曲から『松島紀行』、『熊野古道』を歌った後、昭和の名曲カバーから『知床旅情』『コモエスタ赤坂』、『みだれ髪』、『街の灯り』、ポップスナンバーから『ヤングマン』、『お嫁サンバ』などを披露。

  後半は、連続ヒットを放ってきたオリジナル作品から『五能線』、『島根恋旅』、『釧路湿原』、『鳥取砂丘』、そして新曲『早鞆ノ瀬戸』などを熱唱した後、先日のブラジルでのコンサートの模様がスクリーンで紹介された。

  最後は、昨年大みそかの「第67回NHK紅白歌合戦」で話題を呼んだ、白鳥をテーマにした高さ5.8m、幅9mの巨大衣装で『越後水原』を熱唱して会場を沸かせた。

  水森は「紅白」での巨大衣装を再度着た感想について、「最高にいい気分でした。今までで一番高い衣装は8m弱というのがありましたが、今回は若干低めです。私は高いところが大好きなので、もっと上がったらいいなと思いながら最高の眺めで歌わせて頂いてうれしかったです」と目を輝かせていた。

  今年も山口県を舞台にした新曲『早鞆ノ瀬戸』がロングヒット中で、これまでに20の観光大使にも任命されてきたが、「日本を元気にしていけるお手伝いが少しでもできたらいいなと思います。このメモリアルコンサートが来ると年末まであっという間に時間が経ってしまうので、一日一日を大事にしていきながら良い形で大みそかの舞台に行けたらいいなと思います。そして、今日着させて頂いた巨大衣装のように、真っ白な気持ちで頑張っていけたらいいですね」と話した。

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