加藤ミリヤ、東京国際フォーラムで全国ツアー完遂 清水翔太も登場
編集部
アルバムの収録楽曲のメドレーなどを中心に世界観を全面に打ち出すセットリストを披露し、2015年にスマッシュヒットした『リップスティック』をエモーショナルに歌い上げた。 「人生を旅に例えて」創ったという、優しいメッセージにあふれたアルバムリード曲『旅人』から、今度は本人のデビューから10周年までのキラーチューンをメドレーで披露。
アルバム自体はダンス要素を抑えた作品だが、ファンにとっても往年のアンセムたちをメドレーという形で畳み込み、エモーショナルな高ぶりから、一転して会場は熱気と歓声にあふれた。 その後も、アルバム収録楽曲でディズニー映画のエンドソングとしても全国で鳴り響き話題となった『どこまでも ~How Far I’ll Go~(エンドソング)』や、過去のアンセム・ダンスチューンをしっかり混ぜ込みながら、緩急の付け方でオーディエンスを全く飽きさせない間に、本編ラストへ。 MCでは、「このツアーを通じて、こうしてステージで歌を歌えることが、今まで当たり前だと思っていたことがどれほどスゴいことなのかを改めて実感した」、「死ぬまで歌い続けたい」と声を詰まらせて強い想いを吐露した。 そして、このツアーでずっとオーディエンスに訴え続けた「愛しかない、愛のために生き、自分の人生を最高だと言えるように」というメッセージを、感極まり涙ながらに改めて伝え、シングル曲『最高のしあわせ』、アルバムラストの楽曲でもある『素晴らしき人生』を熱唱した。 アンコールではミリヤともに盟友・清水翔太が登場。
これまで“加藤ミリヤ×清水翔太”として数々の大ヒット曲を世に放ち、その活動を一旦終えた2人が再び同じ舞台に立ち、誰しもが認める代表曲『Love Forever』を披露した。 清水をステージから送り出した後は、ポジティブなメッセージが詰まった『I AM』でさらに会場を盛り上げ、最後のMCでは、改めて「これからもずっと歌い続けて、みんなと共に生きていく」と、この先への決意をあらわにし、これまでツアーで回ってきた全ての会場と同じく、アルバム曲ながらライブの定番となっている『I miss you』で、大円団を迎えた。