「TRF」のSAM、ESTU、CHIHARUが初めて総合演出を務める舞台「DANCE REPUBLIC~The devotion~」が16日から18日に東京・竹芝のニューピアホールで行われ、約3000人の観客を動員した。
同公演は、今年で結成25周年となる「TRF」が“もっとストリートダンス界を盛り上げていくべき!”と立ち上がり、15年の構想期間を経て実現。セリフのない、ダンスのみでストーリーを綴られ、この舞台に賛同した世界的ダンサーから500名の応募からオーディションで選ばれた53名のダンサーらが集結した。
舞台の内容を聞かれたSAMは、「日本昔話をモチーフにしている。誰でも見やすいようなストーリー。ダンスだけで魅せます」。 CHIHARUは「ダンスだけでもわかるように、しっかりと作った」、ETSUは「すごくわかりやすいストーリーなので誰でも楽しめるはず」と笑顔で語った。
“一番やりたかったことが実現した”とコメントしていたSAMは、「ダンサーとして自分たちが何をやりたいかを考えた時、しっかり形に残っていく作品を作るべきだと思っていた。今年はもちろん、来年、再来年と続けたいと取り組んでいる。また、若いダンサーの出口にもなるようにしていきたい」と喜びをあらわに。
さらに、「10年後も続けていきたい。セリフのない全編ダンスの舞台。ただただ頭を使わずに楽しめる舞台となった」と話した。