「ボイメン」新曲は稀代の作詞家・阿久悠氏の幻の未発表曲

編集部
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   男性10人組エンターテインメント集団「BOYS AND MEN」が、10月10日に新曲『友ありて・・』をリリースすることが分かった。

  今作の作詞は、作詞家50年、没後10年というメモリアルイヤーを迎える阿久悠氏。
  阿久悠氏の歌詞を未来へと歌い継いでいってほしいという「阿久悠プロジェクト」の思いを、「BOYS AND MEN」が継承。
  そこで固く結ばれた絆をテーマにした「友ありて・・」という未発表歌詞に「BOYS AND MEN」が出会い、仲間を大切にし、夢は諦めなければ必ずかなう」という強い信念を持つぼくらだからこそ、「友ありて・・」の歌詞を歌わせてくださいとラブコールを送り今回の企画が実現したという。

  そして作曲は、「ピンク・レディー」の『UFO』や『ペッパー警部』、「フィンガー5」の『個人授業』などでタッグを組んだ阿久悠氏の盟友であり、「BOYS AND MEN」に以前から関心を寄せていた都倉俊一氏に依頼。
  熱い思いに応えるかたちで阿久氏と都倉氏の“黄金コンビ”が再び今作で実現された。

  「BOYS AND MEN」の水野勝は、「今回、このような大きなプロジェクトに携わらせて頂き、とても光栄に思います。この『友ありて・・』という楽曲は、仲間との絆がテーマになっています。7年間、メンバーと色んなことを乗り越えてきました。そんな自分たちだからこそ歌える楽曲だと思います」。

  続けて、「阿久さんと都倉さんが残してきた名曲の数々に敬意を払いながらも、そこに肩を並べられる楽曲にするよう僕たちも想いを込めてレコーディングさせてもらいました。この『友ありて・・』が、たくさんの方々に届くことを心から願っています。どうか皆さん応援よろしくお願いいたします」とコメントしている。

   都倉氏は、「コンビで多くの作品を作ってきた阿久悠没後10年ということで早いものだと感じた。『BOYS AND MEN』は以前から気になっていた。アイドルというより骨のある男のグループというイメージで、今あまり言わない『男の友情』というテーマを真正面から取り上げたこの歌がよく似合うと思った。曲を書き終わり、新しい譜面にじつに久しぶりに作詞・阿久悠、作曲・都倉俊一と書いた時には一種の感慨を覚えた」としみじみ。

  そのうえで、「あまり奇を衒わずに真正面に力強く歌ってほしい。歌うというより『言葉をつたえる』気持ちが大切」と「BOYS AND MEN」にエールを送った。

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