「NGT48」の北原里英が卒業を発表!

編集部
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  「NGT48」の北原里英が21日、新潟市歴史博物館みなとぴあで開催された「NGT48お披露目2周年スペシャルLIVE~みなとまち新潟をもりあげちゃいます!~」でグループからの卒業を発表した。

  この日のライブは2019年に新潟開港150周年を迎えるにあたって行われる記念事業のプレイベントとして、新潟市をはじめとする自治体の協力のもとに開催された。

  新潟は150年前の明治時代に鎖国が解かれて開かれた5つの港街の一つとして栄え、日本一の人口を誇っているが、キャプテンの北原からその歴史を教えられると、新潟市出身の加藤美南は「そうなんですよ!」と誇らしげな様子。

  中井りかは「開港、神!」と謎のリアクションを見せて、北原は「新潟で、もう一度、天下を取りましょう!」とファンに呼び掛けた。

  「NGT48」は2年前のお披露目イベントでは『会いたかった』、『NGT48』の2曲のみのパフォーマンスだっが、今回のライブではデビューシングルの『青春時計』やそのカップリング曲、『さよならクロール』、『ポニーテールとシュシュ』などの「AKB48」の夏のヒット曲など多彩な楽曲を披露。

  西村菜那子は、「2年前は合宿をして1曲を何時間もかけて覚えましたが、今は2時間もあればマスターできるようになりました。みんな成長したね」とハニカんだ。

  また、ライブの合間には、「みなとまち新潟」の新ブランド「Nii port」及び「TEAM Nii port」の立ち上げを発表する記者会見も行われ、米山隆一新潟県知事、篠田昭新潟市長をはじめ、新潟の各テレビ局のアナウンサーたちとともに、「NGT48」のメンバーも参加。

  「Nii port」は、2017年1月の新潟開港150周年に向けて、「みなとまち新潟」の魅力をカタチにしたモノやコトを開発、発信していく活動のブランド名、そして「Nii port」を発信していくのが、「TEAM Nii port」という。
  キャプテンを新潟出身の歌手・小林幸子が務め、「NGT48」も“スペシャルクルー”として新潟を盛り上げていく。

  篠田新潟市長が「今年メジャーデビューした『NGT48』は、『総選挙』での活躍を見ても勢いがあった。今回の150周年に向けて新潟もメジャーデビューしていこうと思うので、『メジャーデビューとはこうするんだ』ということを『NGT48』さんに教えてもらいたい」と期待を寄せた。

  これに対して、北原は「お披露目2周年ライブを、新潟開港150周年プレイベントとして、新潟の公認でできるのは他のグループではないこと。地域のみなさんと一緒に歩めているのかなと思います。『NGT48』も150周年を目指していきます!」。

  加藤は、「『NGT48』で県内県外関係なく、みなさんを繋ぐ役割をしていきたい」と意気込んだ。

  そんな中、午後に行われた2nd公演が残り1曲になった時、北原から「私、北原里英は『NGT48』を卒業します」と来春をめどにグループを卒業することをサプライズで発表。

  これには会場のファンのみならず、事前に知らされていなかったメンバーたちも絶句し、自身を「ドラフト会議」で指名し、またキャプテンと副キャプテンとしてともに「NGT48」を引っ張ってきた荻野由佳は、その場で泣き崩れた。

  最後の曲となった『Maxとき315号』の曲フリをお願いされた高倉萌香は「やだー!」と泣きながら叫んだ。 涙ながらにこの日最後のパフォーマンスを終えたメンバーたちは自然に北原のもとに歩み寄り、北原は目を潤ませながらも笑顔を見せた。

  北原はイベント後、「『AKB48』も10年目で、いつかは卒業しないといけないなとずっと思っていて。その中でここ最近の『NGT48』は成長が目ざましく、スゴいスピードで成長していてすっかり頼もしいと思えるようになりました。私がいなくなってもみんなの力だけで大丈夫なんじゃないかなと思って卒業を決めました」と説明。

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