三浦大知がデビュー20周年の記念日にフリーライブ

編集部
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  歌手・三浦大知が1日、東京・代々木公園野外ステージで「DAICHI MIURA FREE LIVE“U”supported by uP!!!」と題したフリーライブを開催した。

  開催日の8月1日は、三浦が小中学生男女7人組ダンスボーカルグループ「Folder」のメインボーカルとしてデビューした1997年8月1日から、ちょうど20周年にあたる記念の日。
  降りしきる雨の中、ステージに登場した三浦は、集まった観客に対して感謝の気持ちを伝えると、「嵐を呼ぶ男、三浦大知です!」とシャウトして会場を盛り上げた。

  さらに、「この雨がみんなの想い出の雨に変わるように、ボクの曲のなかでも熱い曲を持ってきました! いっしょに盛り上がりましょう!」と呼び掛けると、1曲目の『Rise Up』を披露。
  自身の音楽への愛を歌った『music』や『FEVER』をパフォーマンスした。

  前半の3曲が終わったところで、三浦は「足元どころか全身悪い中、これだけの方に集まって頂いてありがとうございます! 本当にうれしいです。冒頭でも言ったとおり、この雨がみなさんにとって最高の想い出の雨に変わるように、思い切って最後までパフォーマンスしていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」と深々と頭を下げた。

  続けて、「今日はフリーライブですけれど、せっかくみなさんに集まって頂けるなら、何かスペシャルなこともできたらと思いまして」とステージ上に登場したキーボード、アコースティックギターとともにアコースティック・パートへと突入。
  最初に奏でられた『ふれあうだけで 〜Always with you〜』では、美しいメロディーと三浦の美しい声が観客を魅了した。

  その後、「いつもはみなさんが引くぐらい踊っている曲があるんですけど、3人でバラード・アレンジにしてスペシャルな感じでやってみようと思います。」と話して披露されたのは、自身最高難度のダンスナンバーである『Cry & Fight」』。
  アコースティック・パートのラストでは、「みなさんも手拍子したり体を揺らしたり、好きなように動いて」とアコースティック・ナンバーでありながら“踊れる”アレンジになった『(RE)PLAY』をパフォーマンスした。

  三浦は、「これから先、何度、歌ったり、踊ったり、エンターテインメントを作っても、みなさんに対する恩は最後の最後まできっと返し切れないと思うけど、三浦大知を好きでいて良かったと、みなさんに誇ってもらえるように、これからも一歩ずつ繰り返しアップデートしながら頑張っていきます」と想いを伝えた。

  三浦にとって20代最後のシングルとなる8月2日発売の『U』には、日々アップデートしていきたいと思っている三浦自身の気持ちが詰まっているそうだが、「いい日もあれば悪い日もある。晴れの日もあれば雨の日もある。そういうことも全部ひっくるめて一日一日アップデートしていけるように、みなさんの背中を押せる曲になれたら」という願いを込めて披露された。

  また、「仮面ライダーエグゼイド」の主題歌であり、三浦自身のみならず、仮面ライダーシリーズの主題歌の中でも初めてオリコン週間ランキングで1位を獲得した『EXCITE』では、降りしきる雨とオーディエンスがまわすさまざまな色のタオルが織りなす景色が会場をさらに盛り上げていく。

  ラストの曲の前に三浦は、「20周年と言わせて頂きましたが、こうして20年やってきてもまだまだのところばっかりで、目指すべきところがどんな高みにあるのかまだわからないんですけれど、これからも歌って踊っていきたいと思っています」とし、「みなさんに感謝の気持ちを込めて最後に希望の曲を1曲届けたいと思います」と、この日のラストナンバーとなった『Darkest Before Dawn』を披露した。

  最後に三浦は、「みなさんのおかげで、記念すべき20周年のこの日に降った雨が最高の想い出の雨になりました!」と感謝し、1時間にわたって繰り広げられた記念すべき日のフリーライブの幕は下りた。

Photo by 神谷渚 -Nagisa Kamiya-

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