「欅坂46」、野外初ワンマンライブで2万5000人を魅了
編集部
冒頭ではマーチング隊をイメージした衣装でメンバーが登場し、行進と旗を使ったダンスで魅せて、大きなフラッグがステージに掲げられると、いよいよライブの幕が上がった。 再度Overtureで登場したメンバーたちは、1曲目にデビューシングル『サイレントマジョリティー』を披露。
曲とともにすさまじい量の水柱があがり、客席だけでなくメンバーも1曲目からびしょ濡れとなった。 続いて2ndシングル『世界には愛しかない』のイントロが流れ、サビでは花道を大きく使ったパフォーマンスを披露。
最後のサビでは観客が膨らませたジェット風船が一斉に空に上がり、まさに歌詞のように大空に虹がかかった。 さらに、3rdシングル『二人セゾン』が披露され、冒頭からクライマックスのような演出が続き、客席のボルテージは一気に最高潮になった。 その後、ユニット曲でも水を使った演出が続き7曲目で、グループ内で先駆けて全国ツアーを開催中の「けやき坂46(ひらがなけやき)」が登場。
「けやき坂46」として単独全国ツアーを経験していることでライブパフォーマンスも大きく成長していることがうかがえた。 ライブ後半に「欅坂46」と「けやき坂46」勢揃いで披露したダンスナンバーは、今までよりさらに一体感と迫力を増し、観客を圧倒。
本編のクライマックスは、「けやき坂46」の中で人気のアッパーチューン『誰よりも高く跳べ!』、“笑わない”と言われる「欅坂46」の楽曲の中でも笑顔でパフォーマンスする『手を繋いで帰ろうか』で締めくくられた。 アンコールでは意表を突く、「坂道AKB」の楽曲『誰のことを一番愛してる?』を「欅坂46」のメンバーで披露し客席を沸かせた。 最新シングル『不協和音』では、平手友梨奈のシャウトとともに火花が上がり、会場は大盛り上がり。
最後は「欅坂46」と「けやき坂46」のメンバー全員で歌う『W-KEYAKIZAKAの詩』でステージの幕は閉じた。 22日の公演はここで終了したが、翌23日は鳴りやまぬアンコールからWアンコールへ。 平手が「『欅坂46』は、今年初の全国ツアーを開催します! 『欅坂46』のパワーをみなさんに届けたいと思うのでぜひ遊びに来てください!!」。 続けて、「そして、今日は初めてこの曲をみなさんの前で披露したいと思います。1stアルバム『真っ白なものは汚したくなる』の中から…、『危なっかしい計画』!!」と叫び、この日初パフォーマンスとなると飛びっきりのサマーチューン『危なっかしい計画』を披露した。