水森かおりが「宇和島市観光親善大使」に就任
編集部
「牛鬼(うしおに)」とは、全長5~6mの山車のことで、鬼のような顔に長い首、赤い布やシュロで覆われた牛の胴体、剣にも似た尻尾を持っている。
そんな何体もの牛鬼が市内を練り歩く迫力のあるパレードや伝統の宇和島おどり、夜空と宇和海を彩る花火大会、最終日の走り込みなど熱気あふれるイベントが3日間にわたって繰り広げられた。 初日のステージに立った水森は、約2000人の地元ファンや観光客らが詰めかける中、「すごい数のお客さまですね。今日は、『うわじま牛鬼まつり』という歴史あるお祭りのステージにお招き頂きまして誠にありがとうございます」とあいさつ。 続けて、「私は、デビューして今年で23年目になるんですけれども、ずっと憧れているステージが3つありまして、1つ目は『NHK紅白歌合戦』、2つ目は『日本レコード大賞』、そして3つ目は『牛鬼まつり』です(笑)」と話して笑わせた。 その後、ヒット曲『鳥取砂丘』をはじめ、『越後水原』、最新シングルの『早鞆ノ瀬戸』、そして同シングルのAタイプのシングルのカップリング曲で宇和島市を舞台にした『宇和島 別れ波』を熱唱して、会場を盛り上げた。 また、当日は「宇和島市観光親善大使」にも任命され、石橋寛久宇和島市長から委嘱状と真珠のブローチをプレゼントされるとともに、「『宇和島 別れ波』が、『別れ波』じゃなくて『出会い波』になるようみんなでカラオケで歌って一生懸命宣伝してください。水森かおりさんには、『宇和島市観光親善大使』として大いに期待しています」とメッセージが送られた。 水森は、「観光大使は、今回で19ヵ所目になります。カップリング曲で観光大使に任命されたのはこれが2つ目ですが、今回のように地元・宇和島市のみなさんから『この曲をテレビで歌って』とか『この曲で紅白に出て』などと熱望されるのは初めてです。また今日は、新曲『早鞆ノ瀬戸』を皆さんが一緒に口ずさんでくださったりして、本当にうれしかったです。この『宇和島 別れ波』を大切に歌っていきたいと思います」と話した。