山川豊が仙台で一日店長となり新曲『黄昏』をアピール
編集部
長い年月、そばに寄り添ってくれた女性に感謝の気持ちを送るという誰もが心の中に持つノスタルジーをテーマにした作品となっている。 第1弾『螢子』では「カラオケスナック『螢子』」、第2弾『再愛』では「カラオケ喫茶『再愛』」と、それぞれ一日限りの店をオープンして一日店長を務めた山川だが、今回の新曲では発売日の6月14日に東京・新宿に「昭和浪漫居酒屋『黄昏』」を開店し、作務衣にエプロン姿で昭和メニューの料理を振る舞いながら一日店長を務めた。
そして、この日は大手CDショップ・山野楽器仙台店の一日店長に就任した。 同店1階特設ステージ前に約300人のファンや買い物客らが詰めかける中、山川は「一日店長の山川豊です。店長は偉いんです(笑)」とジョークを披露。 続けて、「こういうステージで歌わせて頂くと、昔を思い出します。15、16年くらい前はレコード店がたくさんありまして、よくキャンペーンをやらせて頂きましたが、こんなにたくさんのお客さんはいらっしゃいませんでした。5人や10人ぐらいの中で一生懸命歌って、1枚1枚のレコードの有り難みを感じながら頑張ってまいりました」としみじみと下積み時代を振り返った。 その後、新曲『黄昏』をはじめ、『螢子』、ヒット曲の『アメリカ橋』、デビュー曲の『函館本線』など全5曲を熱唱。 山川は、「『男の純愛シリーズ』3部作の第1弾『螢子』という曲でまた新しい山川豊の世界ができつつあり、年齢的にもちょうどいい作品を頂いたなと思います。そして、それまでは女性ファンが8割ぐらいでしたが、3部作『男の純愛シリーズ』から男性ファンが増えました」と話した。 さらに、店頭に立って自らニューシングルの『黄昏』を販売し、同CD購入者を対象にサイン会を行い、一人ひとりの名前を書きながらファンとの触れ合いを楽しんだ。 山川は、「こういう店頭でのキャンペーンは、ボクシングで言えばジャブでして、1年後、1年半後に効いてくるんです。いい作品を作れば、時間はかかりますけど、必ず売れますからね。今回の新曲は、3部作『男の純愛シリーズ』の中でもとくに反響がいいので、これからも全国でキャンペーンを続けながら大ヒットさせたいです」と意気込んだ。