【連載71】大物タレントの威光をかざして態度の大きい放送作家!?　テレビ業界で“虎の威を借るキツネ”たち!

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  芸能界にもこの手の人間は多い。

  大手芸能事務所ということで横柄な態度を取るマネージャー、相手によって大きく態度を変える大手広告代理店社員、大物タレントと仲が良いというだけで大物気どりのお笑い芸人…。
  相手がそのバックを気にし、平身低頭なのをいいことに傲慢に振舞っている。

  しかし、いつまでもその立場が続くとは限らない。

  大手から中堅事務所に移るマネージャーもいれば、まったく畑違いの部署に飛ばされる代理店社員だっている。
  ちょっとしたトラブルから大物タレントに距離を置かれて、これまで使っていた威光が効かなくなるタレントだっている。

  威光がなくなった時はすでに遅し。
  散々イヤな目に合わされたテレビマンは彼らと再会した時、一切相手にしない。
  威光がなくなったキツネは、もはや化ける力なんてないのだ。

      本日の日直：現役放送作家(業界歴13年)

・「チーム・スパイス」とは…メディアで活躍している、ディレクター、放送作家、アシスタントプロデューサー、スタイリスト、ヘアメイクなど数名で構成されている、謎の酒好きテレビ業界人集団。西麻布、三軒茶屋界隈などで、夜な夜な業界話に花を咲かせている。