土岐麻子による大人のダンス・ベストアルバムの全容が明らかに
編集部
『FANTASY』は一転、光の中の影を思わせる、儚く妖しいダンスポップの仕上がりとなっており、土岐の現ツアーメンバーでもあるギターの隅垣元佐(SANABAGUN.)がレコーディングに初参加している。 また、同アルバムではこれからを予感させる現在進行形の“土岐麻子サウンド”を表明すべく、これまでの名曲もより新鮮なダンスミュージックとしてリマスタリングが施されている。 “大人のダンスベスト”をテーマに、川口大輔のサウンドプロデュースによる、アルバム『HEARTBREAKIN’』(2013年)、Schroeder-Headz渡辺シュンスケのサウンドプロデュースによる『Bittersweet』(2015年)、そしてトオミヨウのサウンドプロデュースによる、最新作『PINK』(2017年)を中心に、代表曲『Gift ~あなたはマドンナ~』や人気曲を収録した、まさに“ハイライト”とも言える究極の“踊れる”ベストアルバムとなっている。 アートワークは、こちらも前作『PINK』同様、さまざまなアーティストを手掛ける木村豊(Central67)。
パッケージならではの特典として、アルバムのブックレットには土岐本人による楽曲エピソードが綴られ、思わぬ裏話の数々も明かされている。 土岐は、「踊り出したくなる季節です。大人だしそうそううっかり踊れないけど、しのばせたイヤフォンの中だけでも気持ちは躍らせたい…という時のために、選曲しました。私のこれまでのアルバムのなかの“ハイライト”な楽曲たちが、あなたの一日のいろんな瞬間に光をあてますように!」とコメントしている。