【閲覧注意】恐怖のどん底に叩き落とされた超トラウマ漫画 BEST15

編集部

にんじん大好き!

『にんじん大好き!』が収録されている

 この作品は1993年代に発売された『なかよし』の別冊付録に収録された松本洋子氏の作品だ。松本洋子氏は『なかよし』をメインに漫画家として活動していたが、そもそもミステリーやホラー、オカルトが作品の中心だった。その代表作である『闇は集う』は、オムニバス形式のホラー漫画として評価が高い。

 ホラー漫画というと、絵柄もグロテスクなものを想像するかもしれない。実際、楳図かずお氏や伊藤潤二氏、御茶漬海苔氏の絵柄は見るだけで恐怖を感じさせるものだ。少女漫画系のホラー作家といえば犬木加奈子氏の絵柄は丸みのあるかわいらしさがあると言えばあるが、目の描き方などは異形の何かを感じさせる。

 しかし、松本洋子氏の絵柄はどうかというとごく一般的な少女漫画だ。“THE・80~90年代の少女漫画の絵柄”と言ってもいいだろう。そんなかわいらしい絵柄で描かれた『にんじん大好き!』は短編ながらも、ラストの1コマで全てをひっくり返す衝撃すぎるラストとそのギャップで、読んだ者を片っぱしからトラウマの淵に叩き落していった。

 『にんじん大好き!』は単行本『魔物語』に収録されている。残念ながら現在は中古で探すしかなさそうだ。amazonで購入が一応できるので、興味ある方は購入してみてもらいたい。

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