ドラッグでキメまくっていた“ジャンキー哲学者”5選! トリップこそ閃きの元か、「最高の経験」激白も

編集部

ジャン=ポール・サルトル

ドラッグでキメまくっていたジャンキー哲学者5選! トリップこそ閃きの元か、「最高の経験」激白もの画像2画像は「Big Think」より

 20世紀に活躍した最も偉大なフランス人哲学者の1人であるジャン=ポール・サルトル。ドイツの哲学者エトムント・フッサールが創始した現象学をベースに独自の存在論を展開した『存在と無』は哲学的古典として今も重要な位置を占めている。

 そんなサルトルも若い頃には、実在と意識の探究を目的として幻覚剤の一種である「メスカリン」を摂取したことがあるという。大量摂取が裏目に出たのか、後にサルトルは数カ月間も「カニに追いかけられた」と告白している。

 普通の人ならば取り乱してしまうような異常な状況だが、フランスの一級教員資格である「アグレガシオン」に主席で合格した秀才は違った。自身が持つ孤独への恐れがカニとして具現化したと解釈したところ、徐々にそのカニはいなくなっていったそうだ。

 サルトルは哲学者としてのみならず作家としても活躍した。代表作である『嘔吐』には、ドラッグの影響を取り扱った表現が散見される。特に登場人物が実存的なブレークスルーを経験する際にはそのような表現が目立つそうだ。また、サルトルの戯曲である『アルトナの幽閉者』でカニが登場するのも、彼のドラッグ体験を反映してのことだという。

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