スケルトン湖
画像は、「Wikipedia」より
インド・ウッタラカンド州のヒマラヤ山脈、標高約5,000メートルに位置する「ループクンド湖」では、夏場の1カ月間、凍った湖の表面が解けて何百体もの人骨が現れる。
1942年に初めて発見されたその人骨たちは、当初、過酷な環境で命を落とした旧日本軍兵士のものと思われていた。
しかし、DNAテストで人骨を詳しく調べてみると、850年ごろに死亡したものであることが判明。日本兵だとするには古すぎるとの結論が出た。現在は突然の暴風雨によって亡くなった人たちの遺体であるとされている。
地元民からは「神秘と骨の湖」と呼ばれ、トレッキングの目的地としても人気があるそうだが、観光客が骨を持ち帰ってしまうため、湖を保護する動きが進んでいる。