エウラギシカ・ギガンティア
画像は、「AUSTRALIAN GEOGRAPHIC」より
南極に住む“エウラギシカ・ギガンティア”は、体長20cmほどの巨大なスケールワーム。体は金色のブラシのような毛で覆われており、地球外生命体のような外見をしている。金色の毛以外に鋭い牙も持つこの生物は、南極の海底500m~700m付近に生息しているとされ、海中では鱗に覆われていると判明した。
海中のエウラギシカ・ギガンティアは毒々しい色の鱗で覆われているが、陸に上がるとすべて脱落した状態に。動いているところを捉えた映像には、金色の毛を巧みに使って泳ぐようすが映し出されている。
貴重なエウラギシカ・ギガンティアの標本は、アメリカのスミソニアン博物館で見られるようだ。