Wingdings
さまざまな絵文字が表示されるフォント「Wingdings」は、元々手書きで描かれたもの。1984年に英国ロンドンでデジタル化されると、1990年にはマイクロソフト社によって買収され、世の中に出回るようになった。
「Wingdings」が有名になった事件として、2001年に米国で起きた9.11テロが挙げられる。同フォントを用いてワード上で「Q33NYC」と入力すると、飛行機と2つのビルのような絵文字、その横にドクロマーク、六芒星、親指を挙げOKのジェスチャーをする手のマークが並ぶ。
この絵文字の羅列は、飛行機が2つのビルに突っ込み死者が出るさまを示唆しているように見え、一部の間で9.11テロを予言していたフォントと話題になった。