ジャニーズWEST・重岡大毅『#家族募集します』の“笑い泣き”演技に絶賛… 秋から全国レギュラー番組もスタートで“不遇”のグループに異変

斉木順

 ジャニーズWESTの重岡大毅が主演する連続ドラマ『#家族募集します』(TBS系)が9日にスタートし、ネット上で重岡の演技力に称賛の声が相次いでいる。

 同ドラマは、シングルファーザーとなって子育てに苦心している赤城俊平(重岡)が幼なじみの小山内蒼介(仲野太賀)と偶然再会し、蒼介の発案によってSNSで「家族を募集」するというオリジナル作品。募集によって小学校教師でシングルマザーの桃田礼(木村文乃)、子持ちのシンガー・ソングライター・横瀬めいく(岸井ゆきの)が集まり、性格も価値観もバラバラな大人4人と3人の子どもたちがひとつ屋根の下で「家族」として暮らす姿を描く。

 初回は平均世帯視聴率7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とそれほど数字は高くなかったが、SNSなどでの反響は非常に大きかった。

 その中でも、とりわけ視聴者から絶賛されているのが重岡の演技だ。ネット上では「重岡大毅さんの演技に涙腺崩壊。あんなに演技がうまいなんて知らなかった」「演技うまいなーと思って調べたらジャニーズでビックリ」「重岡大毅、ジャニーズなのに演技うまくて好き」「実力派の仲野太賀にまったく負けてなくてすごい」「いい意味でジャニーズっぽくない」などと称賛の声が数多く飛び交っている。

 特に、キャッチボールのシーンでの「泣きながら笑う」という重岡の演技に衝撃を受ける人が続出したようで、SNSでは「あれは絶対泣く」「重岡大毅の泣きの演技は鉄板」「こんなに感情移入できたドラマは最近ない」といったコメントが相次いでいる。

 Twitterでハッシュタグ「#家族募集します」が世界トレンド1位になるなど反響は大きく、劇中で仲野が脈絡なく発した「何でガッキー結婚しちゃったんだろうな」というセリフも話題になった。

 これまでもドラマ『知らなくていいコト』(日本テレビ系)や映画『溺れるナイフ』などで演技力の高さを称賛されていた重岡だが、今作はGP(ゴールデン・プライム)帯連続ドラマ初主演ということで、彼の演技を初めて目にした人も多かったことで格別の反響となったようだ。

 また、重岡が所属するジャニーズWESTは、関西ローカルで放送されていたレギュラー番組『あなたの代わりに見てきます!リア突WEST』が10月よりテレビ朝日系で全国ネットに“昇格”することが決定。9月いっぱいで46年の歴史に幕を閉じる『パネルクイズ アタック25』の後番組となり、グループの悲願だった初の全国レギュラー番組となる。

 ジャニーズWESTといえば、2014年にCDデビューを果たすも不遇の時代が続き、ファンからは「事務所の推しが弱い」「扱いが悪い」といった声が多く上がっていた。最近は、メンバーたちが後輩の関西ジャニーズJr.内ユニット・なにわ男子について「勢いが怖い」と漏らすなど、グループの不遇ぶりを自虐ネタにすることもあった。

 そんな辛抱の時期が続いていた同グループだが、重岡の俳優としての評価の高まりと初の全国レギュラー獲得によって流れが大きく変わりそうな気配。地道な努力を続けてきた彼らがついに大きな花を咲かせることになるのか、今後に注目だ。
(文=斉木順)

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