元KAT-TUN・田口淳之介、恋人・小嶺麗奈と別居報道…「公開プロポーズ」から2年でいったい何が?

斉木順

 元KAT-TUNで歌手の田口淳之介とその恋人で女優の小嶺麗奈が、別居中であると発売中の「週刊女性」(主婦と生活社)で報じられた。衝撃的だった法廷での「公開プロポーズ」から約2年。一体、ふたりに何があったのか。

 記事によると、小嶺が田口と同居していた都内の家を出たのは今年の春。昨年秋ごろに小嶺が「そろそろ結婚しよう」と逆プロポーズしたが、田口が拒否したことで関係がギクシャクし、激怒した小嶺が実家のある熊本へ帰ってしまったのだという。

 田口と小嶺は2019年に大麻取締法違反で共に逮捕され、小嶺は公判で「(田口から)プロポーズをいただいた」と明かし、「結婚したいけど、独立したばかりで、彼のファンのことを考えると結婚はマイナス」と一度は断ったことを告白。その上で「交際を続けるなら結婚したい」と、逆プロポーズした。

 この時、証言台に立った田口は「僕も彼女と一緒で(交際を)続けていきたい」と同じ思いであることを明かし、法廷で愛を誓い合うという衝撃の一幕は話題を呼んだ。

 田口のファンのことを気にかけて結婚を一度は断った小嶺に対し、その気持ちに応えることで男を見せた田口……という構図だったはずで、今回のプロポーズ拒否&別居報道は青天の霹靂ともいえる。

 プロポーズ拒否の理由について、同誌は「ファンが減ることを恐れたのでしょう」と指摘。事件後も田口には熱心な女性ファンが数百人ほどついており、結婚すると彼女たちが離れていってしまうのではないかと危惧しているのではと推測している。その一方、田口の所属事務所は2人の関係悪化について「そのような事実はございません」とコメントしている。

 プロポーズ拒否の件は、田口の仕事が人気商売であることを踏まえると理解できなくもない。ただ、ふたりは10年以上も交際し、小嶺は来月19日に41歳の誕生日を迎える。法廷での公開プロポーズから約2年が経過し、そろそろ「ケジメをつけてほしい」と考えても不思議はない。事件によって大きくイメージを落とした小嶺だが、このシチュエーションは同情する女性が多いかもしれない。

 現在、田口はソロアーティストとして音楽活動をする傍ら、YouTubeに進出したり、ニコニコ動画などで配信されている「麻雀スリアロチャンネル」でプロ雀士たちと麻雀で対決したりと活動の幅を広げている。そういった仕事が軌道に乗れば、結婚を決断することもできるのかもしれない。

 はたして、ギリギリで生きてきた2人は破局危機ともいえる現状をぶち破って、結婚という「リアル」を手に入れることができるのだろうか。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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