小林廣輝アナ「赤坂のドン・ファン」報道で“復帰絶望”の声も… 斎藤ちはるアナは破局でダメージ回避か

斉木順

 元乃木坂46のテレビ朝日・斎藤ちはるアナを含めた複数の女性との関係が報じられたTBSの小林廣輝アナが、レギュラーを務めていたバラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)の27日放送回で「出演を当面見合わせる」と発表された。同じくレギュラーだった同局系の『Nスタ』でも出演見合わせが決まっており、番組降板や謹慎程度では済まなさそうな気配となっている。

 『アッコにおまかせ!』では、代役の国山ハセンアナが「本来担当しています小林廣輝アナウンサーなんですが、写真週刊誌に掲載されました女性との交際記事を受けまして、番組に出演するのを見合わせることになりました」と説明。「私の後輩ですけれど、お騒がせして申し訳ありません」と、小林アナに代わって謝罪した。

 MCの和田アキ子は「独身だからあんまり騒ぐっていうのも…」とフォローしつつ、「本人の自覚が足らなかったと思いますね」と指摘。「帰ってこられるなら、帰ってくればいいし、それは会社の判断だと思います」などと、小林アナの今後についても語った。

 事の発端は、写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)の報道。最初は斎藤アナとのお泊り愛が報じられ、同時に小林アナは「黒髪美女」との二股疑惑が指摘された。小林アナは疑惑を否定したが、その後も彼と交際していたとする複数の女性から怒りの告発があったことで「6股疑惑」「赤坂のドン・ファン」などと報じられる事態に。その真偽は別にしても、局側は「番組出演にふさわしくない」と判断したようだ。

 和田が指摘したように「独身なんだから」と擁護することもできるが、問題は他局の看板アナである斎藤アナを巻き込んでいることと、女性視聴者からの好感度。特に、斎藤アナは真剣交際ならまだしも、「赤坂のドン・ファンの交際相手のひとり」という扱いになってしまうとイメージに大きな傷がつきかねない。

 また、女性視聴者からの好感度は当然ながら最悪で、小林アナはしばらく表舞台に出るのは難しくなりそうだ。

 男性アナの不祥事としては、2016年にテレビ朝日の田中萌アナとの「局内不倫」が報じられた男性アナが、事実上の“アナウンサー解任”で別部署へ異動となったケースがある。また、TBSでは1999年に深夜番組『ワンダフル』の出演者らが乱痴気パーティに参加していたとして、そこに関与していたとされる男性アナが同じく処分後に別部署に異動になった。ほかにも、不祥事を報じられた男性アナは大半が「閑職」のようなポジションに追いやられるか、退社しているのが実情だ。

 小林アナの場合は不倫ではないものの、イメージ的にはそれに匹敵するほどのマイナス。一部では「アナウンサーとしての再起は絶望的」とも伝えられ、すでに「退社して学生時代の仲間と起業するのでは」といった憶測も流れている。

 一方、今回の一件によって斎藤アナは小林アナと破局したと報じられ、乃木坂46時代からの斎藤アナのファンたちは安堵。「元アイドルで恋愛経験が少ないからだまされた」「完全な被害者で可哀想」といった擁護のコメントが広がっており、心配されたダメージは最小限で済みそうな気配も漂っている。
 
 いずれにしても、衝撃的な「赤坂のドン・ファン」というフレーズと共に小林アナへの視聴者の拒絶感は尾を引きそうで、遊びたい盛りの年齢ということを考えても、あまりに大きな代償となりそうだ。
(文=斉木順)

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 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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