橋本環奈、インスタライブで「自宅特定」の危機!? 一般人でも注意すべきライブ配信の意外な落とし穴

斉木順

 女優の橋本環奈が、15日に放送されたバラエティ番組『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)にゲスト出演。「住んでいる場所」が特定されそうになった失敗エピソードを告白し、反響を呼んでいる。

 番組では、失敗談について尋ねられた橋本が「ステイホーム期間にインスタライブをやっていた時に…」と話を切り出した。

 橋本によると、ライブ配信中に「自分が住んでる区の町内放送みたいなのが流れてきて。(アナウンスで)〇〇区のみなさま、〇〇区のみなさまってめちゃめちゃ言ってて……」という事態が発生。

 橋本は「どうしようと思って。焦って早口でしゃべって。たぶんバレてないと思いますけど」と語り、動揺しながらも早口トークで何とかごまかしたと振り返った。

 住んでいる区がバレたくらいなら完全に特定するのは無理だろうが、SNSなどにアップされた他の情報やテレビでの発言などをつなぎ合わせ、住所を突き止めるようなケースがないとは言い切れない。また、人気タレントが住むような物件は数が限られているという問題もある。

 これにネット上では「危ないから本当に気をつけて―」「アイドルの写真の瞳に映った景色で住所特定したストーカーいたからなあ」などと心配の声が。さらに「写真とかは気にするけどライブ配信中の音って盲点」「これは芸能人だけじゃなく一般人でも女性は注意した方がよさそう」などと、橋本のエピソードが参考になったという意見も寄せられている。

 過去には、芸能人がSNSにアップした写真などで「車のボンネットに写りこんだ建物で住所特定」「病室の壁紙から入院先の病院を特定」などといった事例が起きている。

 2019年には、女性アイドルがTwitterに投稿した顔写真の瞳に映る光景などから最寄り駅を特定され、自宅マンションの入り口でストーカーの男に襲われる事件が起きた。この時は、男が駅で待ち伏せしてマンションまで尾行し、アイドルのライブ配信中にインターホンを押して反応を確認することで、部屋番号まで割り出していたとされる。
 
 そういった被害が増加したことでSNSにアップする写真に注意を払う女性が増えたが、ライブ配信中の「音」は意外な落とし穴。今回の橋本のトークをきっかけに、新たな危険として周知されていく可能性もありそうだ。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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