声優の「山ちゃん」こと山寺宏一と人気アイドルグループ出身のタレント・岡田ロビン翔子が14日、結婚したことをそれぞれ自身のSNSで発表した。山寺にとっては3度目の結婚で、なおかつ岡田との年齢差が31歳ということもあって大きな反響を呼んでいる。
山寺は自身のTwitterで「自分の年齢等を考えても、結婚を決意してくれた彼女には感謝の気持ちしかありません」などとコメント。続けて「ツッコミどころ満載の二人かもしれませんが、このような時代に一緒に生きていく事を決めた我々を、どうか温かい目で見守っていただけたら幸いです」とファンに報告している。
一方、岡田はラジオでの共演をきっかけに仲を深めていったことを明かした上で、同じくTwitterで「真面目で誠実な姿に惹かれ、びっくりするくらい繊細な彼を支えていきたいという思いが芽生えました。これからも感謝の気持ちを忘れずに、小さな幸せを重ね、笑顔あふれる家庭を作っていこうと思います」と明かしている。
山寺は声優歴36年の大ベテランで、クールなイケメンから三枚目、コミカルな動物キャラまでこなす七色の声の持ち主。声優業のみならず、バラエティやものまね番組でも幅広く活躍している。93年に声優・かないみかと結婚して06年に離婚、同じく声優の田中理恵と12年に再婚するも18年に離婚しており、今回が3度目の結婚となる。
お相手の岡田は日米ハーフの美形で、06年にハロプロ系アイドルグループ「THE ポッシボー」に加入。グループ名が「チャオ ベッラ チンクエッティ」に改名されて18年に解散するまでアイドル活動を続けていた。
これにネット上では「山ちゃんおめでとう!」「ハロプロファンで岡田さん好きだから二重でうれしい」「さすが山ちゃんはモテるな~」「本当におめでたい話題!」などと祝福コメントが殺到している。
だが、その一方で山寺が現在59歳、岡田が現在28歳で親子並みの年の差であることが物議の的に。
女性層を中心に「おめでたいけど…年齢差にちょっと引いた」「正直、還暦近いのに20代の子と結婚するって違和感ある」「自分も若い子と結婚できるって勘違いするオッサンが増えそう」「おはスタ見てたから、山ちゃんが当時の『おはガール』より年下と結婚してるの引く…」といった複雑な声が多数寄せられている。
芸能界では、最近も22歳差の武田真治&静まなみ、24歳差のTOKIO・城島茂&菊池梨沙など、年の差婚の話題があるたびに女性層から批判的な意見が集まっていた。今回の山寺の結婚も例外ではなかったようだ。
ただ、その一方で「年齢差を理由に他人の結婚に文句つけるのはどうなの?」「本人たちが幸せならそれでいいはず」「芸能人が年下と結婚しても自分と関係ないはずなのになぜ怒る人がいるのか」といった声もあり、賛否両論となっているようである。
いずれにしても、2度の結婚と離婚を経て20代の元アイドルと3度目の結婚をするという時点で、山寺のパワーとバイタリティは還暦間近のそれではない。今月17日には60歳の誕生日を迎える山寺だが、いくつになっても彼は「バズーカ山寺」のままでいてくれそうだ。
(文=斉木順)
<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。