嵐、露出量とグループの価値を維持したまま25周年イヤーへ! メンバーの「連ドラリレー」報道で高まる再結集への期待

斉木順

 昨年いっぱいでグループ活動を休止した嵐。ファンにとって寂しい状況が続くかと思いきや、秋から連続でメンバーたちの主演ドラマが立て続けに放送されることが内定したと報じられ、再結集に向けてグループの絆をつないでいるのではないかと期待を集めている。

 発売中の「女性自身」(光文社)が『嵐 再結集へ連ドラ4クール主演リレー 櫻井→相葉→松潤→ニノ』と題して報じており、同誌によると10月クールから相葉雅紀の3年ぶりの主演ドラマ、来年1月クールには松本潤の主演ドラマ、同4月クールには二宮和也の主演ドラマが内定しているという。

 現在、櫻井翔が女優の広瀬すずと共に主演を務めるドラマ『ネメシス』(日本テレビ系)が佳境を迎えているが、それを含めると活動休止中の大野智を除いた4人による“連ドラリレー”が今年から来年にかけて実現することになる。

 2023年には、松本が主演を務めるNHK大河ドラマ『どうする家康』が放送される予定で、それが終わって迎える2024年は嵐にとって結成25周年イヤー。メンバーの連ドラリレーからの松本の大河、そしてアニバーサリーイヤーとなれば、いやが上にも「再結集」への期待が高まってくる。

 嵐のメンバーたちの現状をみると、櫻井は主演ドラマにニュースキャスターにMCにと大活躍で、相葉は複数のバラエティ番組でメインを張り、二宮は役者としての評価を高めながらYouTubeデビューでジャニーズのネット戦略を先導、松本は大河を見据えて英気を養った後に主演映画の撮影に入った。

 だが、あまりにメンバー個人の活動のイメージが強くなりすぎるとグループの存在価値が希薄になり、再結集の意義が感じられなくなる。だからこそ、メンバーによる“連ドラリレー”は大きな意味がある。

 さらに、5日付の「日刊大衆」(双葉社)によると、来年4月には元SMAPで俳優の木村拓哉の主演ドラマがテレビ朝日系で予定されているという。木村の当たり役のひとつとなった『BG~身辺警護人~』の第3シーズンではないかと推測されており、嵐の連ドラリレーに木村も加わって“夢の競演”となる可能性があるようだ。

 ファンにとってはうれしい反面、一部では「いつまでも嵐やSMAP頼みなのはどうなのか?」とジャニーズ事務所の現状を疑問視する声もある。しかし、これはそれだけ嵐とSMAPが偉大だったと考えるしかないだろう。

 いずれにしても、嵐のメンバーたちがそれぞれ高い露出量を保ったまま25周年イヤーを迎えられそうな状況は、再結集を期待するファンにとって希望の光となりそうだ。
(文=斉木順)

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