菅田将暉、自毛アフロで『ミステリと言う勿れ』の実写化に挑戦! 発表後に「渡部豪太」「岡田将生」がトレンド入りの怪現象

斉木順

 累計発行部数800万部突破の人気コミック『ミステリと言う勿(なか)れ』が、俳優の菅田将暉の主演で実写ドラマ化されることが発表された。同名タイトルにて、来年1月期にフジテレビ系の「月9枠」での放送となり、菅田は今作で「月9初主演」を務める。

 待望の実写化決定に大きな反響が起きているが、このニュースを受けて、なぜか別の俳優の名前がトレンド入りする奇妙な事態が起きている。

 同作は、コンプレックスの天然パーマが特徴のおしゃべりな男子大学生・久能整(くのう・ととのう)が、膨大な知識と分析力を駆使して事件の謎や人の心を解きほぐしていく新感覚の会話劇ミステリー。

 菅田は原作を忠実に再現するため、髪を20センチほど伸ばして自毛で巨大なアフロヘアに挑戦した。原作のイラストと並べた再現ビジュアルが公開され、その役作りの本気度でファンをどよめかせている。

 ところが、このニュースがSNSで話題になると、菅田ではない別の俳優の名前がトレンド入り。その人物とは、クルクルの天然パーマがトレードマークの俳優・渡部豪太だ。

 実写化の報を受けて、原作ファンから「菅田くんは好きだけど、久能整は渡部豪太くんのイメージだったなぁ」「実写版は絶対に渡部豪太だと思ってた」「渡部豪太なら何もしなくてもビジュアルそのままなのに」「髪型も雰囲気も渡部豪太なんだよなー」といったツイートが相次ぎ、菅田を差し置いてトレンド入りしてしまったのだ。

 渡部は、07年に放送されたドラマ『プロポーズ大作戦』(同)で山下智久が演じた主人公の高校時代のクラスメイト役を務めたことで脚光を浴び、近年はNHK Eテレで放送されているドラマ形式の古民家カフェ探訪番組『ふるカフェ系 ハルさんの休日』の主人公・ハルさんとしてファンに親しまれている。
 
 公開されたビジュアルを見ただけでも菅田の役作りへの熱意は相当なものであるとわかるが、渡部はそれ以上に「久能整っぽい」と原作ファンに思われていたようだ。

 また、ほかにも原作ファンからは、スラっとした長身イメージから岡田将生、同じく長身で線が細い印象や原作チックな顔立ちから坂口健太郎を推す声が上がっている。
 
 いずれにしても、大人気コミックであるだけに原作ファンからの視線は厳しそう。渡部や岡田、坂口のイメージに負けず、菅田が原作ファンをうならせるような主人公像を打ち出してくれることを期待したい。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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