華原朋美、全盛期と変わらぬ高音で『I’m proud』を熱唱! 絶賛コメント殺到で歌手としても完全復活か

斉木順

 歌手の華原朋美が、30日に放送された人気カラオケ採点番組『THEカラオケ★バトル』(テレビ東京系)に出演。約2年ぶりのテレビ歌唱だったが、全盛期と変わらない歌声で代表曲『I’m proud』を熱唱し、視聴者を感動させた。

 番組では、歌に絶対の自信を持つ女性ボーカリスト12人による「最強女子ボーカリストカップ」を開催。華原は「平成を代表する歌姫」として番組初参戦を果たした。

 華原は「実家に帰った時にテレビから『I’m proud』が流れて、その時に子どもがすごく踊ったんです」と語り、歌手として頑張っている姿を息子に見せたいという思いから参戦を決意。勝負曲には、1996年にリリースされた自身最大のヒット曲『I’m proud』を選択した。

 当時と比べるといくぶんふっくらした体型で「テレビで歌うのは約2年ぶり」ということもあって、ネット上では歌唱力を不安視する声もあった。しかし、華原は25年前と変わらない原曲キーでハイトーンボイス&独特のビブラートを響かせ、若干ブレスが苦しそうな場面はあったものの、ほとんどブランクを感じさせずにガチ熱唱。AI採点で93.834点という高得点を叩き出した。

 残念ながら同じブロックの演歌歌手・門松みゆきに上回られて決勝進出はならなかったが、この後に門松が優勝したため、一部で「実質的な決勝戦だった」との声が上がるほどのハイレベルな対戦だった。

 これにネット上では「声が昔とまったく変わってなくてすごい」「歌声が本当にきれい」「朋ちゃんの熱唱で涙出た」「体型は少し変わったけど歌声はさすがだよ」「こんなにも人の心を惹きつける歌手は少ないと思う」「朋ちゃんの歌は機械の採点じゃ測れない魅力がある」などと絶賛コメントが続出している。

 通常、女性は加齢と共に声が低くなってしまうため、キーを下げて過去のヒット曲を歌唱するケースが多い。そのため、ネット上では「原キーってすごい」「高音の変わらなさが信じられないレベル」といった声も多く寄せられているようだ。
 
 華原といえば、友人のヴァイオリニスト・高嶋ちさ子とのトラブルやYouTubeに投稿された「号泣謝罪」動画などをめぐり、ファンから心配の声が上がっていた時期もあった。

 しかし、今年4月に『アウト×デラックスSP』(フジテレビ系)で約3年ぶりのバラエティ出演を果たすと、軽妙なぶっちゃけトークが大きな話題に。同月にラジオ番組でも赤裸々トークでファンを沸かせ、完全復活を印象付けていた。

 今回、本業である歌で健在ぶりを見せつけたことで、よりテレビでの活動の機会が増えそうな気配。母となったことで「歌声が優しくなった」との指摘もあり、歌手として新たな魅力を開花させる可能性もありそうだ。
(文=斉木順)

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