益若つばさ、世間の求める母親像に「人は見た目じゃない」と反論! 「金髪ママ」姿を批判されるも「落ち着く気ない」と宣言

斉木順

 モデルの益若つばさが、26日に放送された情報バラエティ番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)にVTR出演。中学生の長男の入学式に金髪で参加して「お母さんらしくない」「常識がない」などと批判が寄せられたことについて、思いを告白した。

 益若は今年4月、自身のInstagramに長男の中学の入学式で撮影した親子ツーショットを掲載。これが発端となり、ネット上で「お母さんらしくないとか、金髪なんて自分の親なら嫌だとか、常識がないとか」などと批判を浴びたという。

 番組では、益若がそんな世間の声に対して「じゃあ、何を着るのが正解で、どんな髪型、メイクがお母さんらしいのか」と問いかけ、続けて「私は、人は見た目じゃないって思う」と正直な気持ちを訴えた。

 一時は批判的な声に傷つき、世間のイメージする「ママ像」に近づけたこともあったという益若。実際、長男の小学校の「お受験」の際には、黒のウィッグをかぶって面接を受けたことを明かしていた。しかし、シングルマザーとして働きながら長男を育てていくことを決めた時に「自分らしさ」を取り戻すべきと考えたようだ。

 さらに、益若は「年を取ったら髪の毛を水色にしたいし、紫とかもやりたい。早く白髪にならないかな」と、現在の「金髪ママ」から今後より派手にしていくことを予告。「落ち着く気はないし、バカみたいなことをして、いいと思ってくれる人がいれば私はこのままでいきたい」とも語り、世間の批判があっても自分のキャラクターを貫き通す覚悟を示している。

 ただ、その一方で「そういう格好をする人は見た目で判断されるという現実は、理解しておいた方がいい」と、自身と同じようなタイプのママたちに助言。それをわかった上で、益若は「落ち着く気はない」という考えに至ったようだ。

 これに視聴者から賛否両論が発生。ネット上では「モデルなんだから普通のお母さんらしくする必要ない」「働きながらちゃんと子育てしてるのに髪色くらいで『母親失格』みたいに言われるのはおかしい」「自分が子どもだったら、こんなお母さんカッコイイと思う」と、益若の考えに同調する意見が多く上がっている。

 その一方で「TPOに合わせた見た目って大事だよ」「益若つばさならいいけど、一般のママが金髪で入学式に来たら周りはギョッとすると思う」「あくまで入学式の主役は子どもなんだから、私なら落ち着いた見た目で行くけど…」と、否定的な声も少なからず寄せられているようだ。

 益若といえば、かつては「渋谷と原宿のカリスマ」と呼ばれ、身に着けたアイテムが爆発的に売れたことから「100億円ギャル」と称された。結婚・出産・離婚を経たことで見た目が落ち着いていっても不思議はないが、彼女は賛否を呼びつつも「益若つばさ」として輝き続け、その背中を息子に見せていく道を選んだといえそうだ。
(文=斉木順)

<ライタープロフィール>
雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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