元TOKIOの長瀬智也が20日、Instagramの生配信「インスタライブ」に初挑戦。コメント表示の設定に悪戦苦闘して数分で配信を修了したり、視聴者を置いてきぼりにして友人と個人的な話をする「テレビ電話」状態になったりと、長瀬らしい自由奔放さでファンを沸かせた。
3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所し、TOKIOからも卒業した長瀬。一部では「裏方に転身する」と報じられ、もう表舞台に出ることはないのではないかと危惧されていた。それだけに突然の「インスタライブ」開始はファンを驚かせた。
多くのファンが視聴した注目の生配信は、眉間にしわを寄せてタバコを吸いながらコメント機能の設定に悪戦苦闘する長瀬のどアップでスタート。画面を見つめるばかりで「使い方が分からない」と戸惑い、ついには投げやりになって「これじゃコメントもクソもないな。ケツでも出そうかな」と言いだし、数分で初配信は終了となってしまった。
ファンが「あれはなんだったんだ」と困惑する中、数分後にカメラの位置を引き気味に修正して生配信を再開させたが、やはりコメント表示の設定がわからずに短時間で終了。その後、また生配信を開始し、数度目のチャレンジでついに視聴者のコメントが表示されるようになった。
ところが、長瀬はやっとの思いで表示できるようになった視聴者のコメントには特に反応せず、リモートで画面に登場した友人男性と「来週、ツーリング行きましょうよ」などと個人的な会話をする「テレビ電話」状態に。友人との会話を終えて今度こそ視聴者と絡むかと思いきや、電話を切るようにそのまま配信を終了してしまった。
これにネット上では「長瀬くんらしい笑」「相変わらずの自由人で安心した」「長瀬くんとお友達のテレビ電話をのぞき見してるだけで終わった笑」「2万人の視聴者が見守る中で友達とツーリングの約束してる長瀬くん最高」といった声が上がり、TOKIO時代と変わらない長瀬の自由奔放さに多くのファンが歓喜している。
長瀬のビジュアルの変わらなさにも反響が起きており、ファンからは「インスタライブの画面が彼氏とテレビ電話してるみたいでキュンとした」「長瀬くんのアップの顔を見てるだけで幸せ」「相変わらずイケメンで色気ヤバい…」といったコメントも数多く寄せられている。
配信後、長瀬はInstagramにギターを手にした写真などを投稿。これまでにもギターやベースを演奏している動画を公開しており、TOKIO時代は「封印」を余儀なくされていた音楽活動への熱意が旺盛であることを印象付けている。また、配信終了間際には「またやりましょうよ」と話し、インスタライブを継続する意思を見せていた。
今回の生配信や顔出しでの写真投稿などを見ても、危惧されていた「表舞台からの引退」はなさそうな気配。今までにも増して「自由人」になった長瀬がどんな表現活動をしてくれるのか、今後も注目だ。
(文=斉木順)
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