12日に放送されたバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』（TBS系）で「隣のヤツがとんでもないゴシップ話してたら仕事そっちのけで釘付けになっちゃう説」と題したどっきり企画が放送され、まさかの“仕掛け人”が視聴者をザワつかせている。
番組では、打ち合わせのために喫茶店を訪れた芸人たちが、近くのテーブルに座る女性客が話すゴシップを盗み聞きするのかという検証企画を放送。最後に登場したのが、「さらば青春の光」の森田哲矢だった。森田にマネジャーが「打ち合わせの場所が変更になった」と連絡を入れ、急いで場所を移さなければならない状況を作りつつ、客役の仕掛け人のふたりが「こないだ、芸人さんのおうちに泊まっちゃったんだよね」などと思わせぶりにゴシップネタを話し始めるという内容だった。
検証中は、森田の相方である東ブクロが別室からモニタリングしながら、仕掛け人の女性に指示を出していた。検証前、東ブクロが森田について「（ゴシップ）大好きですから。粘るというか、もう最悪お金払うと思うんですよね。お金払って『ちょっとこれでなんとか（名前を教えてください）』って」「ゴシップ足で稼ぐタイプなんで」と語っていた通り、森田は17分以上も盗み聞きした挙げ句、なかなか芸人の実名を出さない女性に話しかけるという驚きの行動に出た。
そんなゴシップ好きの森田に対し、東ブクロは「アホか、打ち合わせや！」「いやいやあかんでしょ、こんなもん！」とツッコミを連発。スタジオのダウンタウンらも、森田のゴシップ好きぶりに驚いていた。
しかし、ネット上では東ブクロの役割りに違和感を覚える視聴者の声が続出。「お前がモニタリングするな」「誰が仕掛けてんだよ！」「スキャンダル前に撮影したのかな？」という声が上がっている。
4月12日付「デイリー新潮」（新潮社）は、＜「さらば青春の光」東ブクロ、一般女性を2度も妊娠させトラブルに 「堕ろしてほしい」の“クズ発言”＞とのタイトルで、東ブクロの女性問題について報道。これを受け、相方の森田はTwitterに「この度は弊社所属タレント、東ブクロの身勝手な行動で世間をお騒がせして本当に申し訳ございません。現在、東ブクロの方できちんと責任をとるべく、双方弁護士を通じて話し合いをさせていただいております」と綴り、東ブクロもラジオで「皆さま、大変お騒がせして申し訳ございません」「今後は新しく生まれてくる命を何より優先に考える所存でございます」などと謝罪した。
同コンビはこれまで、乃木坂46の冠バラエティ番組『ノギザカスキッツ』や『ノギザカスキッツ ACT2』（日本テレビ系）でMCを務め、“乃木坂46の兄貴分”としてアイドルファンから認識されてきた。しかし、今月10日にスタートした同局『乃木坂スター誕生！』のMCにお笑いコンビ・ぺこぱが起用されたため、「東ブクロのせいで降板させられた？」とネット上で話題になっている。
そんな特大ゴシップを抱えたさらば青春の光だけに、今回のキャスティングに多くの視聴者がモヤモヤしてしまったようだ。
（文＝鈴木紬）
＜ライタープロフィール＞
芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。
