小島瑠璃子、一連の大炎上に「ノーガードで行った」と告白… 苦い経験の末に考え出した炎上対処法とは?
斉木順
小島といえば、かつては芸能界屈指の好感度タレントで振る舞いが完璧すぎることから「バラエティ・サイボーグ」とまで称された。 ところが、昨年4月にインスタライブで「筋トレって、世界で一番意味わからない」「男たるもの、見せる筋肉じゃなく使える筋肉を持っとけよって思う」などと筋トレ批判を展開したことで初の大炎上。 それをきっかけに一転して“炎上体質”となり、大ヒット漫画『キングダム』の作者・原泰久氏との交際に「略奪愛」疑惑が持ち上がったり、韓国のボーイズグループ「BTS」のファンだと宣言しただけで一部のBTSファンから猛批判されたりと、事あるごとに炎上するようになってしまった。 <ここでページ分割> 筋トレ批判の際には、後日に「筋トレって筋トレしてる人にとって聖域なんだってことがわかったよ、ごめんよ」などと若干皮肉めかして謝罪する負けん気の強さを発揮していた小島。だが、原氏との熱愛をめぐる騒動があったころには「SNSだろうと誹謗中傷はしてはいけないし、直接傷つけるのと一緒ということが何故まだ浸透していないのだろう」「想像で、ただの想像で、ひとの人格や生き方まで非難するのは本当にもう終わりにして欲しいです」と、自身のTwitterで切実な思いを綴っている。 おそらく、このあたりで「ノーガード」から「自分を守るために対処法を考えなくては」と意識が変わっていったのだろう。 自他ともに「精神的に強い」と思っていた小島ですら、メンタル的に追い込まれてしまったという一連の炎上騒動。ここ最近は炎上から遠ざかっているが、その背景には「火事」の経験から得た教訓があるのかもしれない。
(文=斉木順) <ライタープロフィール>
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